2020年2月、新生・PARCO劇場「こけら落とし公演」で500回目の上演を行い、8月には30周年を迎えた「ラヴ・レターズ」。
新しいPARCO劇場で更なる歩みを進めるべく、2021年2月「オープニング・シリーズ」として再び「ラヴ・レターズ」が登場します
手紙で綴られる2時間のドラマがあなたを感動で包みます。
舞台にはテーブルと二脚の椅子。並んで座った男優と女優が、手にした台本を読み上げるだけの2時間。
大掛かりな仕掛けも、目をひく照明や音響もない、このシンプルな舞台が、これほど見るものをとらえてはなさないと、誰が想像できたでしょうか。俳優によって、観客によって、同じ作品とは思えないほど全く新しく生まれ変わる舞台。世代、年代、個性に応じて全く新しい「ラヴ・レターズ」が誕生します。
俳優が身体的演技を行なわないゆえに、一層その声と姿に彼等の演技を超えた真情がほとばしるのを目の当たりにし、観客は新鮮な感動を分かち合うのです。
「ラヴ・レターズ」は1989年ニューヨークで初演されるやいなや、全世界で上演され静かなブームを巻き起こしました。パルコ劇場でも1990年8月19日に幕を開けて以来30年間、この一つの台本を、年齢も個性も異なった様々な延べ503組のカップルが読み続けています。
残念なことに2017年9月、26年間、本作品の翻訳・演出家として469回の「ラヴ・レターズ」と共にあった青井陽治が天に旅立ちました。青井陽治の「ラヴ・レターズ」に対する強い思いをしっかり受け取り、演出家として後を継いだのは、藤田俊太郎です。今最も注目を集める演出家である藤田俊太郎は、青井の演出を大切にしながらも、「ラヴ・レターズ」の新たなページを紡いでいます。