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札幌演劇シーズン 2019-夏 劇団風蝕異人街「青森県のせむし男」

札幌演劇シーズン 2019-夏 劇団風蝕異人街 「青森県のせむし男」

チケット情報

札幌演劇シーズン 2019-夏 劇団風蝕異人街「青森県のせむし男」

肉の墓を背負って闇を歩く!

この作品は母の息子殺しの因果を描き、一方で嬰児殺しから出発した母子物語である。
その母を恋う青年の思慕は、母親のお墓に見たてられた湾曲した背中のコブに表象されている。その「せむし男」の母親と思われるマツは強姦され子どもを孕み、その憎しみから「生まれてくる赤ちゃんの背中にあたしの肉のお墓を立ててください」と仏様にお祈りする。また一方、せむし男は生みの母を恋い慕い探し求める物語でもある。

寺山修司

構成・演出

こしばきこう

出演

【風蝕異人街】
三木美智代/堀きよ美/平野たかし/高城麻衣子/こいけるり/
川口巧海/山川 瞳/雪/aya

【風蝕ダンス部】
柴田詠子/ヨシダミホ/千葉洋平
今井力也(SOUL WAVE)/齊藤雅彰(超級市場)/国門紋朱(もえぎ色)/九十九レイナ/福田泰子/
むらかみ智大/リンノスケ(きっとろんどん)/こいけあい/長岡登美子(大人の事情協議会)/本多竜二/
宮森峻也(クラアク芸術堂)/高橋寿樹(クラアク芸術堂)/松浦ひかり/髙岡諒一

【演奏】
薩摩琵琶…黒 田 拓/ジャンベ・縄文太鼓…佐藤夕香

公演スケジュール

8/3(土)~8/17(土) 北海道・北海道立道民活動センターかでる2・7

上演時間

約1時間30分

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劇団プロフィール

札幌、アトリエ「阿呆船」を拠点に東京でも活動。寺山修司作品の上演を目的に1997年旗揚。アングラ魂を内包しつつ質の高い作品創り、独特の妖しさと色彩感覚を放つ演出が定評。
2015-夏の『青森県のせむし男』では初日を待たず全ステージ、チケット完売の快挙を達成。利賀演出家コンクール優秀演出家賞受賞を機に翻訳劇、古典劇も上演。2018-夏のギリシャ悲劇『トロイアの女たち』では圧倒的な身体性による群集劇を確立。道外での評価も高く演劇祭への招聘も増えている。身体訓練メソッドに取組み、ワークショップも開催。2012・2013年韓国での演劇祭に招聘され無言劇を上演。

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