演劇
『月の獣』

チケット情報
『月の獣』
「あなたの呼吸が聞こえる」 これは希望、癒し、救い ―そして愛の物語
アメリカ・ウィスコンシン州出身のリチャード・カリノスキ―が、第一次世界大戦中に起きたアルメニア人迫害の実話に基づいて描いた本作『月の獣(Beast on the Moon)』は、1995年の初演から今日まで19か国語に翻訳、20か国以上で上演され、2001年にはフランス演劇界で最も権威ある「モリエール賞」を受賞しています。
日本での初演は2015年。
その際にも演出を手掛けた日本を代表する演出家・栗山民也が、映画、ドラマ、舞台と幅広いフィールドで活躍する眞島秀和と、早くから実力派女優として注目されていた岸井ゆきのをはじめ力強く魅力的な出演者の方々とタッグを組み、再び演出いたします。
時代、国、民族、社会・・・状況は変われども、ふれあい、繋がり、絆に飢えて愛を渇望する人の姿は変わりません。
お互いの苦しい過去を受け入れ、真の夫婦、そして家族になっていく―
人間の本質を描いた本作品、どうぞご期待ください。
キャスト・スタッフ
作:
リチャード・カリノスキー
演出:
栗山民也
出演:
眞島秀和、岸井ゆきの、久保酎吉、升水柚希
公演スケジュール
12/7(土)~12/23(月) | 東京・紀伊國屋ホール |
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12/25(水) | 新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場 |
12/28(土)・12/29(日) | 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール |
ストーリー
第一次世界大戦の終戦から3年が経った1921年、アメリカ・ミルウォーキー。
生まれ育ったオスマン帝国(現・トルコ)の迫害により家族を失い、一人アメリカへと亡命した青年・アラムは、写真だけで選んだ同じアルメニア人の孤児の少女・セタを妻として自分の元に呼び寄せる。新たな生活を始めるため、理想の家族を強制するアラム。
だが、まだ幼く、心に深い闇を抱えるセタは期待に応えることができなかった・・・。
二人の間に新しい家族ができぬまま年月が経ったある日、彼らの前に孤児の少年が現れる。
少年との出会いにより、少しずつ変わっていくアラム。やがて彼が大切に飾る穴の開いた家族写真に対する思いが明らかになっていく。
アフタートーク開催決定!
【登壇者】眞島秀和 岸井ゆきの ※予定
12/12(木)18:30公演終了後
12/18(水)18:30公演終了後
※アフタートークは15分程を予定しております。
※各開催日時のチケットをお持ちのお客様は、どなたでもご参加いただけます。
※ご自身のお席でご参加いただきますようお願いいたします。