演劇
ブロードウェイミュージカル『ピピン』

ブロードウェイミュージカル『ピピン』
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チケット情報

アフタートークショー開催決定!

ブロードウェイミュージカル「ピピン」のアフタートークショーの開催が急遽決定致しました。今のブロードウェイで最も重要な演出家の一人であり、本公演の演出を手がけるダイアン・パウルス、振付家のチェット・ウォーカー、出演者からは城田優、Crystal Kay、霧矢大夢が参加致します。ブロードウェイの”今”を創り上げている二人を招き、稽古場秘話やここでしか聞けない裏話、出演者、クリエイターの素顔と生の声が聞ける貴重な機会となります。対象公演のチケットをお持ちの方は全員ご参加いただけます。ぜひこの機会をお見逃しなく!

アフタートークショー スケジュール

6/11(火) 13:30 (公演終了後)

チェット・ウォーカー × Crystal Kay × 霧矢 大夢

6/18(火) 13:30 (公演終了後)

ダイアン・パウルス × 城田優 × Crystal Kay

  • 登壇者は予告なく変更になる可能性もございます。その場合のチケットの払い戻し等はできませんのでご了承ください
  • 上記公演回のチケットをお持ちのお客様のみ本公演に引き続き自席にて参加可能です
ダイアン・パウルス(演出)

米国で今最も注目を集める女性演出家の一人。2014年にはTimes誌の選ぶ「世界で最も影響力のある一人」に選ばれる。代表作としては『ウェイトレス』、『ファインディング・ネバーランド』、『ピピン』(トニー賞最優秀演出賞、最優秀リバイバル作品賞)、『ポーギーとベス』(トニー賞最優秀リバイバル作品賞)、『ヘアー』(トニー賞最優秀リバイバル作品賞)

チェット・ウォーカー(振付)

ボブ・フォッシー演出による1972年オリジナルの『ピピン』に出演、ダンスキャプテンも務める。1999年にトニー賞を受賞したミュージカル 『フォッシー』はチェットが着想に基づき、振付の再構築も行う。2013年『ピピン』リバイバル版でボブ・フォッシーのスタイルを受け継ぎ振付を行い、本公演の振付も担当する。

ブロードウェイミュージカル『ピピン』

奇跡が現実になる――
魔法の世界へようこそ

2013年、息をのむほどのエキサイティングな新演出でブロードウェイに帰還し、同年のトニー賞でミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した傑作ミュージカル『ピピン』。
2015年9月の来日公演も大好評を得たこの作品の日本語版プロジェクトが始動。

人気作曲家スティーヴン・シュワルツが作詞作曲を手掛けたミュージカル『ピピン』は、鬼才ボブ・フォッシー(ミュージカル『シカゴ』、映画版「キャバレー」)による演出と振付で1972年にブロードウェイで初演。当時もトニー賞5冠に輝いた、ブロードウェイミュージカルの名作中の名作です。

今回の新演出版では、本作で見事トニー賞最優秀演出賞を獲得したダイアン・パウルスの斬新な手腕が大絶賛を浴びました。注目は、ボブ・フォッシーのスタイルを踏襲した刺激的な ダンスと、シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストが手掛けたスリリングなサーカスアクロバット。
この二つが『ピピン』の物語と見事に融合し、これまでに誰も観たことのない、新しいミュージカルエンターテインメントが誕生したのです。

この新演出版を手掛けたクリエイティブ・チームが再集結し、ピピン日本語版は更なるレベルのエンターテインメント作品を目指します!

作詞・作曲

スティーヴン・シュワルツ

脚本

ロジャー・O・ハーソン

演出

ダイアン・パウルス

振付

チェット・ウォーカー

サーカス・クリエーション

ジプシー・シュナイダー

出演

ピピン:城田優
リーディングプレイヤー:Crystal Kay
チャールズ:今井清隆
ファストラーダ:霧矢大夢
キャサリン:宮澤エマ
ルイス:岡田亮輔
バーサ:中尾ミエ/前田美波里(Wキャスト)

神谷直樹 坂元宏旬 田極翼 茶谷健太 常住富大
石井亜早実 永石千尋 妃白ゆあ 伯鞘麗名 長谷川愛実 増井紬 ほか

公演スケジュール

6/10(月)~6/30(日) 東京・東急シアターオーブ
7/6(土)・7/7(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
7/12(金)~7/15(月・祝) 大阪・オリックス劇場
7/20(土)・7/21(日) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール

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STORY

旅芸人一座のショーが、今まさに始まろうとしている―。
カリスマ的なリーディングプレイヤーが登場し、観客を大いに魅了する。 人生という壮大な旅物語、ミステリアスな陰謀、心温まる笑いとロマンス、そして奇想天外なイリュージョン! 永遠に忘れられないドラマが幕を開ける。

一座が披露するのは、若き王子ピピンの物語。 大学で学問を修めたピピンは、人生の大いなる目的を模索していた。 広い空のどこかに自分の居場所はあるのかと自問し、輝かしい未来を夢見ていた。 父・チャールズ王が統治する故郷に戻ったピピンだが、義母ファストラーダや貴族、 廷臣ら取り巻きに邪魔され、父親となかなか触れあえない。 戦を控えたチャールズは、ファストラーダとの間に生まれたルイスら、 兵士たちの戦意を奮い立たせていた。 父に認めてもらいたいピピンは、戦への同行を志願する。 しかし、ピピンは戦の空虚さに気付き、 もっと別の<特別な何か>(=Extraordinary)を求めて旅に出る。 王子として生まれ、富も教養も手に入れたピピンが持たぬものとは何か…。 人生に迷い、答えを求めて祖母バーサを訪ねたピピン。 バーサは「悩んでばかりで大切な時間を無駄にせず、 人生を楽しみなさい」と孫息子を優しく諭す。 祖母の自由な生き方に感化されて旅を続けるピピンは、 さまざまな愛のかたちを知るが、やがて心を伴わない愛は無意味だと悟る。

リーディングプレイヤーがピピンに、 父が国で暴政をしていると告げると、ピピンは帰国して革命を企てる。 ファストラーダはチャールズ王とピピンのいざこざを利用して、 実息ルイスを王座につけようと画策するが、 ピピンは父チャールズを暗殺、華々しく王位を次ぐ。 専制君主的だった父と違い、民の為に尽くそうとするピピン。 だが全てが想い通りに進まず、自分が犯した大きな過ちに気付く。 リーディングプレイヤーに「人生をやり直す」ことを懇願すると、 不思議な力で父チャールズが蘇り、再び王座に就く。 リーディングプレイヤーは自己嫌悪に陥るピピンを励ますが、 出口のみつからない旅に疲れ果てた彼は倒れ込んでしまう。

そんなピピンを助けたのは、未亡人のキャサリンだった。 幼い息子テオを育て、亡夫が遺した農場を切盛りする彼女は、 ピピンに手伝いを頼む。家事や家畜の世話、 畑仕事に明け暮れる単調な生活は自分に合わないと語るピピンだが、 テオとのふれあいをきっかけに気力を取り戻し、 また、キャサリンの優しさに想いを寄せ始める。

素朴で平穏な日々に心癒されながらも、 ピピンはかつて求めた<特別な何か>への渇望に駆られ、 キャサリンとテオの元を去ることに。 リーディングプレイヤーと一座のメンバーは、 ピピンの旅路に相応しいグランドフィナーレをお膳立てし、 彼はついに「特別な人生」を手に入れようとする。 熱狂に沸くショーのクライマックスで、ピピンの目に映ったものとは……

お知らせ

日本語版演出について

日本語版の演出は、ブロードウェイの演出に基づき、実際の『ピピン』クリエイティブ・チームが行います。本作でトニー賞最優秀演出賞を受賞したダイアン・パウルスとアソシエイト・ディレクターが手掛ける日本語版演出は、日本人向けでありつつも、ブロードウェイのテイストを残し、最高レヴェルの演出をお約束します。世界最高峰のブロードウェイで活躍するクリエイティブと日本の才能豊かなキャストたちによるアンサンブルは、言葉の壁を超えて、最高の化学反応が起きることでしょう。

振付について

ブロードウェイで大ヒットした『FOSSE』の振付を手掛けたチェット・ウォーカーがボブ・フォッシーの振付を元にフォッシー・スタイルで振付を行います。独特な振付と、『ピピン』の代名詞とも言える「マンソン・トリオ」はボブ・フォッシーの振付を忠実に再現しています。

舞台セット、その他について

日本語版『ピピン』の舞台セットは、ブロードウェイやナショナル・ツアーと同じデザインのセットで行います。その他、音響デザイン、衣装、照明など、全てがブロードウェイのスタッフが手がけます。

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