演劇
新橋演舞場2月公演 喜劇 有頂天一座
チケット情報
『喜劇 有頂天一座』
女剣劇の世界に巻き起こる狂奏曲。
座長の座を巡っての壮絶な女いくさが・・・。
愚かな業・欲を愛おしく包み込む人間賛歌!
物語:
昭和30年代。上州の或る田舎町の駅前の休憩所に女剣劇一座の女達が入って来た。女剣劇は浅草でもストリップに押されて止むなく旅回りという憂き目に合っていたのだ。
座長の二代目朝霧恵美子(渡辺えり)も昔とは格段に待遇が落ちた今の扱いにも泣き寝入りするしかなかった。そこに、今映画で人気の高い嵐玉之介(段田安則)がやって来た。彼は元浅草の役者で恵美子とは契り合った仲だったのだ。 玉之介は旅先の気まぐれから恵美子をその夜の泊り先の温泉宿に誘った。宿には玉之介の弟子の康弘(林翔太)と、恵美子の若い女弟子の小夜子(キムラ緑子)の二人だけが供をしていた。小夜子はドライな女で、先輩を出し抜いても恵美子に胡麻をすり、出世を窺う野心家である。彼女は康弘に口説かれると、映画進出を売り込んだりする。
数時間後、恵美子と玉之介は逃亡中の強盗捜査の臨検の刑事に起こされた。人気稼業の二人だけに玉之介だけが刑事に会ったが女も出せという事になった。と、次の間から現れたのは、身替りとなった小夜子だった。 恵美子はパトロンの興行師の浅倉(村田雄浩)の目は誤魔化せたが、一方で、小夜子がこのスキャンダルで大変な人気者となってしまう。その人気で女剣劇を再生しようとする浅倉と、有名になろうとする小夜子の思惑が合致して、恵美子は座長の座を脅かされる事になる。
ついに新橋演舞場での小夜子の三代目朝霧恵美子襲名披露公演が実現し、お先棒をかつぎマネージャーに鞍替えした康弘と協力して、小夜子は日米合作映画の主役にも決まった。 小夜子は勝ち誇ったように浅倉に意外な事を語った。この意外な事実とは…。
作:北條秀司(『女剣劇朝霧一座』より)
演出:齋藤雅文
出演:
座長 恵美子:渡辺えり
弟子 小夜子:キムラ緑子
弟子 康弘:林翔太(宇宙Six/ジャニーズJr.)
興行師 浅倉:村田雄浩
映画俳優 玉之介:段田安則