演劇
松竹特別公演 「妖麗 牡丹燈籠」
チケット情報
平成二十九年度 松竹特別公演 「妖麗 牡丹燈籠」
人間の心理を見事に描いた妖艶で華麗な傑作舞台
あらすじ:
旗本飯島平左衛門(児玉真二)が妻に先立たれ、女中お国(一色采子)を愛妾にした為、娘お露(川上彌生)は乳母お米(山本陽子)と柳島の寮に移り住んだ。梅見の折、お露は浪人萩原新三郎(桂佑輔)に一目惚れするが、父に反対され再び会えずに焦がれ死に、お米もあとを追った。
折りしも盆の十三日。お露の死を聞かされた新三郎がお露の位牌をかかげ祈っていると、どうしたことか牡丹燈籠をさげたお米に伴われてお露が訪れる。喜んだ新三郎はお露と一夜を明かす。新三郎の孫店に住む伴蔵(佐藤B作)がそれを見て驚いた。二人の幽霊が新三郎に絡みついていたからである。一方、お国は隣家の放蕩息子源次郎(前川泰之)と不義密通の上、主殺しに及んだ。
新三郎は死霊退散の札を戸口に貼り、家に閉じこもるが、百両の金にまけて伴蔵は女房のお峰(山本陽子ニタ役)と幽霊の望み通り札を剥がしたため、新三郎は幽霊に取り憑かれて落命した。
また盆が来た。
江戸を離れて、幽霊から貰った金を元手に大店の主におさまっている伴蔵夫婦、そして変わり果てたお国と源次郎――。
色と欲が絡んで、三遊亭円朝(三遊亭楽麻呂)の因果話は続く。
原作:三遊亭円朝
脚本:大西信行
演出:成瀬芳一
出演:
山本陽子、佐藤B作、一色采子、前川泰之、ほか