演劇
死の舞踏

シス・カンパニー公演「死の舞踏」

チケット情報

シス・カンパニー公演「死の舞踏」

【死の舞踏 Dödsdansen 1901年 作】

死が二人を分かつまで・・・憎しみ罵り合う夫婦の不思議な愛のカタチ

1901年に出版。1905年にドイツで初演。もともと「死の舞踏」とは、中世後期(14世紀~15世紀)のヨーロッパで伝えられた寓話であり、「死は誰のもとにもいずれ必ず訪れる」ということを表現したもので、14世紀のフランスの詩によって描かれた、黒死病(ベスト)の蔓延からくる「死」の恐怖を前に、人々が半狂乱で死ぬまで踊り続けたという詩が起源とされている。

さて、その寓話をタイトルにもつ、ストリンドベリの戯曲の舞台は、「小地獄」と呼ばれている孤島。

そこに住むのは、退役間近の砲兵隊大尉エドガー(池田成志)とその妻アリス(神野三鈴)だ。

二人は銀婚式を三ヶ月後に控えて、普通ならば仲むつまじく、、、と言ったところだが、夫エドガーは、傍若無人、傲慢不遜を絵に描いたような暴君。

そして、妻アリスも負けてはいない!辛辣無比、凶暴過激のいわばモンスター化した女。

二人は毎日、心底憎み合い毒づき、激しい喧嘩を繰り広げる。

そして、この冷め切った家に、アメリカ帰りのアリスの従弟クルト(音尾琢真)が15年ぶりにやってくる。

この島の検疫所長として赴任してきたのだ。

そのクルトも、一見、善人のようでいて、その実・・・。

だが、エドガーとアリスは、それぞれにクルトを自分の味方につけようとする。

次第に、3人三つ巴の主権争いのバトルが過熱して・・・!

クルトを交えたエドガーとアリスの闘いの結末は…。

 

作:アウグスト・ストリンドベリ 

上演台本・演出:小川絵梨子

 

出演:

池田成志、神野三鈴、音尾琢真