パイオニアとして2.5次元舞台を引っ張ってきたマーベラス作品の数々。
その人気の秘密を、プロデューサーの立場から舞台製作に関わってきた古川由隆さんに聞いた!
マーベラスが手掛ける舞台の公演中、劇場の入り口に立つ姿をよく見掛ける男性スタッフがいる。それが古川由隆プロデューサーだ。
「舞台は(料金を)前払いなんです。お客様はまだ見ぬ作品に投資してくださっているんです。製作側はチケットが完売したからといって喜んでいてはいけない。数字だけ見ていてはクオリティの高いものは作れませんし、次につながらなくなってしまいます」
古川の前職はアミューズメントセンター用ゲーム機の営業。ゲームを縁にしてマーベラスに入社したが、配属先は舞台関係を取り扱う音楽映像事業部だった。とはいえ、古川が入社した当時は宣伝業務やDVDなど映像制作をメインとしており、舞台製作は手掛けていなかった。
「自分たちが扱っているものの本質を知らないのは良くないのではないかと。自社でも舞台を作ろうと提案した時は反対の声もありましたし、2.5次元舞台自体が新しいジャンルだったので前例も少なくて。試行錯誤から始まりました」











