【インタビュー】原口あきまさ&ミラクルひかる&古賀シュウ&たむたむ&NASUMI(HRF)
2024/10/15(火)
なんでもアリが原口ロックフェスの真髄!
ユニットライブ『変人』をはじめ、これまで数多くのイベントを仕掛けてきた原口あきまさが、2023年よりスタートしたのが『HRF(原口ロックフェス)』だ。
原口「フェスが流行ってるって聞いたんでね。じゃあ、俺もやってみようかと。でも、俺、フェスに出たことはあるんですけど行ったことはないんですよ。ものまね芸人だけでできるのかなって思いながら始めました」
前回はライブハウスだったが、今回はキャパも大きいイイノホールでの開催となる。
ミラクル「広いほうが私たちはやりやすいんですよね。客席にも行っちゃえるし(笑)」
ロックフェスと銘打ってはいるが、歌ネタに特化しているわけではなく、出演者それぞれの個性を披露してもらうのが趣旨だという。
原口「ものまね芸人だけじゃなく、なんならマジシャンが入ってきてもいいし、ジャンル問わずです。若手と一緒にネタをやってみたかったんで。あ、でも…古賀シュウさんは…」
古賀「原口さんより年上ですけど、芸人としては若手ですから!」
出演は原口あきまさ、ミラクルひかる、古賀シュウ、たむたむ、NASUMIに加え、現在ビッグゲストをブッキング中とのこと。昨年はDJ KOOが出演し、原口演じるSAMと、ミラクル演じるYU-KIにツッコミをするという『HRF』ならではのシーンも。今年もKOOは来るのか?
原口「去年はKOOさんのおかげで大成功でした。でも、地方公演では予算的にKOOさんを呼べないので、KOOさんのものまねをやっているNASUMIさんをブッキングしたんです。でも東京にはKOOさんが来てくれますから」
NASUMI「非常にプレッシャーを感じています。御本人を超えることはできませんが、僕ができることをやろうと思っています」
原口「大丈夫ですよ。本番を楽しんでください。たむたむもいるし」
たむたむ「フフ……LUNA SEAに憧れ、河村隆一さんに憧れ、ロックに憧れていた僕がフェスに出られるのは究極に嬉しいです」
原口「はいはい。わかったから。でも、口に鍵を掛けるロックって意味も込めているんですよ。TVではできないネタをやるから、お客さんは口にロックでお願いしますよっていう」
ミラクル「そうだったの? 今、聞いた」
古賀「口にチャックだと思ってましたよ」
原口「それだと原口チャックフェスになっちゃうじゃん!」
ロックの意味合いも含めて、何でもアリなのが『HRF』。コンプライアンスが厳しい現在、生の舞台で観られる芸は特別な体験だ。
NASUMI「僕は稲葉浩志さんもやりますし、KOOさんもやります。何より皆さんと一緒にステージに立てることが楽しみです」
古賀「個人的には離婚したんで新しい出会いを求めてステージに立ちたいと思っています。あと、フェス当日は原口さんの誕生日なので、サプライズで出すケーキは大きいのがいいのか、小さいのがいいかで今から迷ってます」
ミラクル「去年は小さかったよね~(笑)。まあ、フェスなんでお客さんとどんちゃん騒ぎして盛り上がりたいですね~」
たむたむ「フフ……まさにお客さんと一緒に作り上げるテトリス感。ヒリヒリする空気感で楽しんでいただきたい」
原口「テトリス感はわかりませんけど……とにかく来ていただければ楽しめること間違いありません。ものまね芸人の恥ずかしい部分も見れますからぜひ遊びにきてください。個人的には当日のケーキの大きさが気になります」
プロフィール
たむたむ
ものまねレパートリーは河村隆一、氷室京介、田村正和など。
ミラクルひかる
ものまねレパートリーは宇多田ヒカル、工藤静香、浅野温子など。
原口あきまさ/はらぐちあきまさ
ものまねのレパートリーは明石家さんま、柳葉敏郎、江頭2:50など。
古賀シュウ/こがしゅう
ものまねレパートリーは神取忍、武田鉄矢、蛍原徹など。
NASUMI / なすみ
ものまねレパートリーはDJ KOO、B'z、MAN WITH A MISSIONなど。
公演情報
HRF ~ジャンルを問わないエンターテイナー最笑規模のものまねロックフェス2024~
- 11/3(日・祝)13:30 / 17:30 東京・イイノホール
出演
- 原口あきまさ、ミラクルひかる、JP、古賀シュウ、たむたむ、NASUMI、DJ KOO 他
インタビュー・文/高畠正人
Photo/矢野寿明
構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載