“日本一早いお花見”が日本橋で開宴!五感で楽しむ花のアート展「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲」
1月23日(火)より「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲」が開催
1月23日(火)より日本橋三井ホールで「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲」が開催される。
「NAKED」とは映像やプロジェクションマッピングを駆使して空間全体をデザインするクリエイティブカンパニーのこと。「FLOWERS by NAKED」は同社が企画・演出するアート展で日本橋の新春恒例イベントとなりつつある。
今年は春の訪れとともに“花と舞と音楽”を楽しむ宴をイメージ「輪舞曲(ロンド)」をテーマとして春をひとあし早く先取り。本物の桜を見ながら、花畑をモチーフにしたここでしか味わえないドリンクやスイーツのほかに、宴にふさわしい舞いや音楽などまさに“お花見”体験が楽しめるという。その展覧会開催前日に行われた内覧会の様子をお届けする。
入口では大きな本をかたどったオブジェ「BIG BOOK」が花の香りとともに出迎えてくれる【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
日本橋での「FLOWERS by NAKED」開催は今回で3回目。「都会で見つけた秘密の花園」をコンセプトにこれまでに通算25万人以上を動員している。本展では「日本一早いお花見を、日本橋で」をキャッチコピーに、五感で楽しむ花の体験型ツアーアート展となっている。
まず入口に入った瞬間に来場者を出迎えてくれるのは花の香り。花イベントの醍醐味である「香り」を楽しみながら奥へ進んでいくと、大きな本をかたどったオブジェ「BIG BOOK」が現れる。そこではプロジェクションマッピングで彩られた花たちの映像が展開されて「FLOWERS by NAKED」の世界へと誘われる。
「花図鑑(GARDEN)エリア」では生花1つひとつに花言葉などの知識が散りばめられている【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
1階分上がった先には「BIG BOOK」から溢れ出した花の写真たちが、本物の花々となって登場しているという「花図鑑(GARDEN)エリア」。様々な生花が立ち並んでおり、その1つひとつには花言葉などその花についての知識が散りばめられている。
また、ここでは富士フイルムの「“チェキスクエア”instax SQUARE SQ10(以下「チェキ」)」が常設されており、自由に花を撮影することが出来る。このお気に入りの花が撮れるチェキ撮影体験は先着5万名までなのでお早めに。
「小さな世界エリア」にあるクリスタルのような顕微鏡に写真をかざすと……【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
「花図鑑(GARDEN)エリア」で撮った花の写真を使い、各エリアでは様々な体験ができる。植物の遺伝子や細胞をイメージしたミクロの世界「小さな世界エリア」では、クリスタル(正八面体)のような顕微鏡に写真をかざすと、色情報抽出技術(※)によってその花の色が抽出され、花の細胞を拡大したかのようにマクロの世界が空間に広がる。また「花畑エリア」では花々のオブジェの所で写真をかざすと、撮った花の色に花々のオブジェが染まったり変化をするなどといった仕掛けがあり、自分が魔法使いになったような気分になれるのでおすすめ。
※色情報抽出技術…カメラを通して写した物体の色情報を抽出する技術のこと
タンポポのオブジェに息を吹きかけるとたくさんのタンポポの綿毛と花びらが空間に舞い上がる【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
前回までは展示されているアートを見て回る会場構成だった「FLOWERS by NAKED」だが、今回は作品を一新。写真を撮ったり、触ったりなど体験してアートとなる体験型コンテンツが10個も展開している。
特に人気ブランド「LANVIN en Bleu」とのコラボレーションアート「花畑エリア」では、体験型コンテンツが6つ用意されている。ハスの葉のオブジェの下に立つと、雨や虹などといった自然現象が空間に広がったり、タンポポのオブジェの所では、息を吹きかけるとタンポポの綿毛や花びらが空間に舞い上がるといったものがある。実際にタンポポのオブジェを体験してみたところ、ひと吹きでたくさんのタンポポの綿毛が飛んでいくのを見て素直に嬉しくなったほどだ。またこのタンポポの綿毛には、たまにカエルが乗っているのもあるので探してみてほしい。
そのほかエリア中央にあるサブステージでは、春の精霊に扮したダンサーの舞いとヴァイオリン奏者による生演奏が演出と連動して行われる。
約200本の竹を使用して作られたトンネルはとてもダイナミック【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
「眠りの世界エリア」では、いけばな草月流第四代家元 勅使河原茜とネイキッドがコラボレーションした作品を披露。日本三大流派の1つである草月流のいけばなと、ネイキッドの先進アートが融合。約200本の竹を使用して作られたトンネルと光の重なりあう空間は、見るものを圧倒するのでお見逃しなく。
空間全体に広がる桜のアートとドリンクなどと一緒に撮ればフォトジェニックな写真も?写真のドリンクは本物の桜が入っている「桜のサングリア」【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
今回のキャッチコピー「日本一早いお花見を、日本橋で」を象徴する「桜彩エリア」。ここでは山形県から贈られた本物の桜の「啓翁桜」と、プロジェクションマッピング映像、オブジェなどが融合した都会ならではのお花見体験空間となっている。
また、お花見にふさわしい食べ物や飲み物を味わえる「桜彩BAR」も併設。ここでは「花畑」をモチーフにしたノンアルコールカクテルのほかに、桜のサングリアなどアルコール類やオリジナルスイーツが販売されている。特に「花咲く抹茶ラテ」は、抹茶の上に花の形をしたマシュマロを乗せると、ふわりと花が咲き始める目で楽しめるように工夫されている。ほかにも、お湯を入れるとゆっくりと蕾が花咲く「花図鑑 工芸茶」や、ブルーマロウの花で作られた青色のハーブテイーに、レモネードを注ぐことでピンク色に変化する「Full Bloom」などはフォトジェニックな1枚が撮れることうけあいだ。
お土産コーナーでは色鮮やかなグッズが満載【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
さらに本展覧会の開催期間中には様々なイベントが展開。1月25日(木)に行われる女子限定の「日本一早いお花見女子会」ほか、寄席や日舞に現代舞踊を加えたパフォーマンス、能楽などの日本伝統文化に触れられるイベントも開催。さらには、自分のオリジナルデザインが作れるフラワーチャーム、お気に入りの花たちを専用のオイルやジェルワックスなどで閉じ込めるインテリア雑貨のハーバリウムやボタニカルキャンドルホルダーなどが作れるワークショップが行われる。見て体験にとどまらず自分オリジナルデザインのグッズが作れて持ち帰るのも魅力だ。
「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲」は日本橋三井ホールで1月23日(火)から2月26日(月)まで開催。
開催期間
2018年1月23日(火)~2月26日(月)※会期中無休
10:00~20:00※入場は閉場の30分前まで
会場
日本橋三井ホール COREDO 室町1 5F(エントランスは4F)
料金
大人(高校生以上)¥1,400/小人(小中学生)¥900
※全て税込
※未就学児無料(単独入場はご遠慮ください)
Sakura Session feat. Song
2月10日(土)19:25~19:35
出演者:ライブペイントアーティストTakeshi Sato、ヴァイオリニストSong
料金:(上記)本展鑑賞券のみで鑑賞可
※全て税込
※未就学児無料(単独入場はご遠慮ください)