■本展の見どころ
- ・幼少期から現在に至るまでの安彦良和の創作活動の軌跡をたどることのできる、約1,400点の資料を展示します。『機動戦士ガンダム』(劇場版)のポスターラフ案など、本展が初公開のものも多数あります。
- ・アニメに関する資料だけでなく、安彦良和のライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画原稿なども展示することによって、安彦良和の創作活動の全貌に迫る初の試みです。
- ・安彦良和の高い画力から生み出された原画や原稿は、まさに絵画といえます。
- ・会場には、安彦良和による描き下ろしのイラストも展示されます。
■展覧会構成
本展覧会は幼少期から現在に至るまでの安彦良和の制作活動を、大まかな時代とジャンルによって分類した6つの章で構成されています。
- 1章 北海道に生まれて
- 2章 動きを描く
- 3章 カリスマ・アニメーターの誕生
- 4章 アニメーターとして、漫画家として
- 5章 歴史を描く
- 6章 安彦良和の現在(いま)
■安彦良和/Yasuhiko Yoshikazu 略歴
1947年北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれる。66年弘前大学入学、学生運動に参加したことから除籍となり上京、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当、『クラッシャージョウ』で劇場版アニメの監督を務め、テレビアニメ作品では自身が原作の『巨神ゴーグ』を生み出す。後にマンガ家に転身し『アリオン』『ヴイナス戦記』『クルドの星』『ナムジ』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』他を精力的に発表。
最新作は『乾と巽-ザバイカル戦記-』。
日程 |
2024/6/8(土)~2024/9/1(日) |
開館時間 |
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) |
会場 |
兵庫県立美術館 |
休館日 |
月曜日(※但し、2024/7/15(月・祝)、2024/8/12(月・振休)は開館、2024/7/16(火)、2024/8/13(火)は休館) |