布袋寅泰のアーティスト活動40周年を記念した展示会『HOTEI museum 40th ANNIVERSARY -布袋寅泰40周年記念展-』が大阪・心斎橋を皮切りに全国6か所にあるhmv museumで順次開催される。彼のソロキャリアをレコーディング、アートワーク、ライブ、サウンドなど様々な視点から楽しめる内容が企画されている。
今回は8月7日(土)よりスタートしたhmv museum札幌の様子を体験レポートとしてお届けする。
■ソロキャリアの歴史
展示の最初は、布袋寅泰のソロキャリアでリリースされた作品の年表が出迎えてくれる。掲載されている作品数を見ただけでも、彼の制作意欲が現在もなお続いていることに驚きを隠せない。
80年代から10年ごとに区切られているブースではその時代ごとのアイテムが展示されている。1980年代にはソロキャリアの原点ともいえる1stアルバム「GUITARHYTHM」レコーディング時の写真やアートワーク、アビーロードスタジオでレコーディングされた当時のマルチテープ等が。1990年代では3rdアルバム「GUITARHYTHM Ⅲ」のカバーで本人が着用していたレザージャケットが展示されている。
さらに2000年代は「LOVE JUNKIE」「RUSSIAN ROULETTE」のミュージックビデオを鑑賞しながらコスチュームとギターを再確認できるという展示。多くのZEMAITISを所有している布袋だが、今回展示されているギターは2000年頃に入手した「ZEMAITIS Custom Deluxe"Inlay Front"」。そして、「GIBSON ES-335 [LOVE JUNKIE Paint]」は、カスタムペインターの倉科昌高氏によってペイントが施されたもので、貴重なギターを間近に見ることができるまたとない機会となっている。
以降の年代も貴重な展示があるが、そこは是非ご来場いただき体感してほしい。
■マルチトラックレコーダーで「SURRENDER」「さらば青春の光」を自分好みにミックス
マルチトラックレコーダーを使用したコーナーでは、「SURRENDER」「さらば青春の光」の試聴が楽しめる。この企画はドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカル等を自分の好みでセレクトして試聴できるもので、ボーカルとギターのみ、そこにドラムやベースを加える等、自由にサウンドを体験できる。レコーディング時の空気感や、布袋のギター音のみを聴いてギタープレイの細かな表現を感じて頂きたい。
■布袋寅泰のギターに触れる
ギター試奏コーナーでは、『GUITARHYTHM V TOUR』で実際に布袋がステージで使用した【TC-Hotei Glamourous [Inlay]】を弾くことができる。彼がステージや楽曲制作で使用している音色も足元に設置されているエフェクタースイッチで再現が可能だ。このセッティングを夢見たギタリストが多くいるはずだ。
もちろん、ギターを弾いたことのない人でも彼のギターに触れる機会はまたとないチャンスである。アーティスト活動40周年のロゴをバックにギターを持って記念撮影するだけでも貴重な思い出になるだろう。
※ギター試奏には【ギター試奏権付きチケット】が必要となります。
詳しくは特設ページをご覧ください。
▲TC-Hotei Glamourous [Inlay]
■ミュージアム開催記念グッズも販売中
ミュージアムの開催記念として、ジャケット写真を使用したポストカード(全24種)やG柄ポーチなど様々なグッズを販売中だ。
シックなデザインが魅力のけん玉やアーティスト活動40周年の記念ロゴが印象的なジグソーパズルなども見逃せない。
その他にも、名前や好きな文字をいれてオリジナルステッカーが作れるネームステッカーやスケートボードデッキの予約販売も行われているので、ミュージアムへ来場の際には開催記念グッズもチェックしてほしい。