ひとりで生きてきた、
そしてこれからも――――(『孤独という道づれ』より)
たくさんの出逢いと別れ、そして今 未来へ願うこと 岸惠子スペシャルトークショー
●まるでエッセイのような
女優としてデビューしてから70年。さらに作家、ジャーナリストとしても活躍する岸惠子は、名エッセイストとしての評価も高い。今年88歳の米寿を迎える彼女が、自身が体験した驚きと笑いが満載のエピソードの数々を交え、いま最も大切にしたいことや変わらずに伝え続けていきたいことを語る、まるで彼女のエッセイのような、痛快で示唆に富むトークショーです。
旺盛な好奇心と行動力で生きてきた彼女が、世界が大きく変わろうとしている「いま」に向き合った時、どんな「生きるヒント」を芽生えさせたのかを、日常の出来事を通して楽しく語っていきます。
■岸惠子 プロフィール
女優・作家。横浜市出身。1951年公開の「我が家は楽し」で映画デビュー。「女の園」、「君の名は」三部作が大ヒットし、「亡命記」で東南アジア映画祭最優秀女優主演賞を受賞した。
24歳で結婚のため渡仏し、仏語・仏文化の専門校「アリアンス・フランセーズ」卒業後、ソルボンヌ大學にも進学している。その後、「おとうと」(ブルーリボン主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞受賞)「黒い10人の女」「約束」「細雪」「かあちゃん」(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞)など、多数の映画に出演している。
「細雪」撮影の合間に書いた初めてのエッセイ『巴里の空はあかね雲』(文芸大賞エッセイ賞受賞)を皮切りに、NHK衛星放送初代キャスターでイスラエルのシャミール首相インタビューなどの体験から『ベラルーシの林檎』を執筆(日本エッセイストクラブ賞受賞)。その後も数々のエッセイを出版している。また、小説『風が見ていた』『わりなき恋』『愛のかたち』を発表し、作家としても活躍している。近著はエッセイ集『孤独という道づれ』。さらに今年日本経済新聞に連載された『私の履歴書』は多くの読者の感動を呼んだ。2004年旭日小綬章、2011年にはフランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受章している。2021年春に新たな著作を発売予定。