日本初公開!世界を魅了した日本の竹工芸コレクション
日本の工芸に対する国際的な評価の高まりとともに、竹工芸特有の美しさと表現形態は世界的に関心を集めています。
なかでもニューヨークのアビー夫妻が収集した日本の近現代の竹工芸作品は「アビー・コレクション」として知られています。
コレクションがメトロポリタン美術館に収蔵されるのを機に2017年から開催された展覧会「Japanese Bamboo Art:The Abbey Collection(日本の竹工芸:アビー・コレクション)」は、47万人以上を動員し大きな話題を呼びました。
本展は、アビー・コレクションを日本で初めて紹介する里帰り展です。工芸館所蔵の近代工芸の名品とあわせて、アビー・コレクションから厳選した75件の竹工芸を展示し、その自由な造形美の魅力を改めてご紹介します。
★本展のポイント
①ニューヨークのメトロポリタン美術館で話題となった竹工芸展の里帰り展です!
②メトロポリタン美術館に収蔵されることになった世界有数の竹工芸コレクション「アビー・コレクション」の中から厳選した竹工芸作品75件を紹介します。
③アビー・コレクションと工芸館の選りすぐりの名品によるコラボレーションが見られるのは東京会場だけ!さらに、重要無形文化財保持者(人間国宝)による文化庁制作の「工芸技術記録映画」から、これまでに制作された竹工芸の映像3本すべてを展示室でご覧いただけます。
「アビー・コレクション」とは?
ニューヨーク在住の美術コレクター、ダイアン&アーサー・アビー夫妻は、1990年代から自らの審美眼で日本の竹工芸を収集してきました。
200点を超える「アビー・コレクション」は、竹工芸の近代的発展に重要な役割を担った明治期の名工から、竹による新たな表現の可能性に挑戦する現代の作家までを幅広く収集対象とし、竹工芸の近現代史を語ることのできる貴重なコレクションとなっています。
会期
2019/9/13(金)~2019/12/8(日)
※休館日:月曜日、2019/9/17(火)、2019/9/24(火)、2019/10/15(火)、2019/11/5(火)
(但し2019/9/16(月・祝)、2019/9/23(月・祝)、2019/10/14(月・祝)、2019/11/4(月・休)は開館)
※無料観覧日:2019/10/22[火・祝](「即位礼正殿の儀」に際する慶祝行事として)
開館時間
10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
会場
東京国立近代美術館工芸館
東京都千代田区北の丸公園1-1
料金(税込)
【前売券】一般 ¥700 / 大学生 ¥350 / 高校生 ¥200
【当日券】一般 ¥900 / 大学生 ¥500 / 高校生 ¥300
※中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
※会期中は当日料金で販売
※会期中1枚につき1名様1回限り有効