金沢21世紀美術館のコンセプト
『まちに開かれた公園のような美術館』
金沢21世紀美術館は、金沢市の中心部に位置し、だれもがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いや体験が可能となる公園のような美術館を目指しています。このため建物には表と裏のないガラスのアートサークルが採用され、トップライトや光庭など明るさや開放感にも十分に配慮しています。また、夜間開館や魅力的なショップ、レストランなど利用者ニーズに対応し、気軽さ、楽しさ、使いやすさがキーワードのこれまでにない美術館です。
多方向性=開かれた円形デザイン
三方が道路に囲まれている美術館敷地内にどこからでも人々が訪れることができるよう、正面や裏側といった区別のない円形が採用されました。建物が街と-体になるためのデザインです。
水平性=街のような広がりを生み出す、各施設の並置
展示室やカフェレストラン、アートライブラリーなど、それぞれに個性豊かな各施設はほぼ水平方向に配置。街のような広がりを生み出します。建物の回廊部分を一周すると、様々な特徴のある施設を巡ることができます。
透明性=出会いと開放感の演出
外壁や建物内の壁面の多くにガラスを採用し、「透明であること、明るいこと、開放的であること」を求めました。同時に、内部と外部など互いに異なる空間にいる者同士が互いの様子や気配を感じ取ることができる、出会いの感覚も演出されています。
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※金沢21世紀美術館にて開催中のイベントは上記リンク先よりご確認いただけます。
撮影:渡邉修
提供:金沢21世紀美術館
レアンドロ・エルリッヒ
≪スイミング・プール≫ 2004年
金沢21世紀美術館蔵
撮影:渡邉修
提供:金沢21世紀美術館
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