しっとりと聴かせた後、雰囲気をガラッと変えて「love me, I love you」へ。イントロが鳴り響くと、稲葉がステージから客席に降りフロアも飛び出し、今回のライブの告知看板が見える屋外に出たかと思えば、再び場内を隈なく廻るというミュージックビデオさながらのパフォーマンスで楽しませてくれた。
ブルージーな演奏で始まった「もうかりまっか」も久しぶりにライブで演奏されたレア曲。稲葉が「もうかりまっか」と歌って問いかければ、松本が「ぼちぼちでんな」「あきまへんわ」と返す。他にも、「あんた、あの子のなんなのさ」というセリフを松本が語り、稲葉が「羽田のヨーコ、ヨコハマヨコスカ。一体どこなんですか?」とツッコミを入れるなど、パロディー要素も満載。寸劇的にコロナ禍での“ぼやき”を聞かせるなど、B’zのユーモアのある一面もしっかりと見せてくれた。おもちゃの銃でギターを弾く松本、ランプを振り回す稲葉など、演出要素を豊富に盛り込んだこの曲は、この日のハイライトのひとつだったに違いない。
01. LOVE IS DEAD
02. おでかけしましょ
03. Don’t Leave Me
04. 闇の雨
05. YOU & I
06. 夢見が丘
07. love me, I love you
08. もうかりまっか
09. The Wild Wind
10. HOME
11. ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
12. スイマーよ!!
13. Liar! Liar!
14. さまよえる蒼い弾丸
15. Calling