【インタビュー】yutori

2026/2/15(日)

yutori

「そのときだけはあなたの敵がいない場所を提示してあげたい」
全国9ヶ所を巡るワンマンツアーが開催!

あなたに寄り添いたいと強く願い、非凡な歌声と剛柔一体なサウンドを誇っているのがロックバンド、yutoriだ。2025年4月にはTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』のエンディングテーマとして提供したシングル「スピード」にてメジャーデビューをはたし、勢いそのままにワンマンツアーにミニアルバム『Hertzmetre』の発表、配信シングルも立て続けにリリース。大型フェスでも抜群の存在感を示しており、2025年のロックシーンで一気に頭角を現してきた。

内田「“トップスピードで駆け抜けていこう”と目標を掲げていて。とにかくニュースが尽きないようにしたいと考えていました」

豊田「ライブも休まずにやっていたこともあり、表現に磨きがかかったというのもあります。革新的な1年になったかな」

佐藤「2024年はメンバー4人で向かい合って曲を作る年だったのですが、そのときの曲を発表し、考えていたライブのパフォーマンスや方向性を昨年は実践できました」

メジャーというフィールドに足を踏み入れても怖気づくことなく、制作面でもしっかりと前へ進むことができた。

浦山「古都子が歌う切ないラブソングは武器の1つだと思っているのですが、『愛してるって嘘ついた』や『数%のハッピーエンド』では4割はやったことがあるけど、残りの6割はやったことがないアプローチを取り入れることができたり。むしろ、挑戦できた年だったかなと思います」

充実した2025年を越えるべく、3月からは全9ヶ所を巡るワンマンツアーを開催。やはり、ライブは特別な場所だという。

内田「辛いときにライブへ来てくれれば、そのときだけはあなたの敵のいない場所を提示してあげたい、そういう音楽でありたい、と思い続けています」

佐藤「(ライブが)いい意味で逃げ場になれば」

浦山「そういう中で嘘を歌ってしまったら全部が崩れると思うので、歌詞ではそこも大事にしています」

加えて、ライブだから手にできる感情や感触もあると語る。

佐藤「あんまり頻繁に行けていない土地もあるんですけど、そこへ帰ると“おかえり”と言ってくれたり。すごく口角の上がっている人から泣いている人もいて、バンドをやっていて良かったなと思います」

豊田「緊張で80%しか出せないときでも、お客さんの反応を受けたブーストで120%が出せることもあるんです」

ツアーファイナルは単独公演としては最大キャパとなる KT Zepp Yokohama。「今後の活動を頑張っていくしかない」と豊田が話すように、気を引き締めつつも、未来を見据える眼差しは実に力強い。

浦山「キャパに圧倒されず、ステージを純粋に楽しんで、それがお客さんにも届いたと4人が満場一致で言えたら自信にもなりますし、お客さんも“私もこのライブをつくった”と言えると思うんです」

もちろん、制作活動にも余念がない。挑戦し続けた結果、温めているアイデアのストックも増え、アンセムになるような曲から、これまでにはなかったようなアプローチの歌詞も生まれているという。新たな楽曲の発表にも期待がもてそうだ。

浦山「ワガママなので、ライブも楽曲もいっぱいやりたいんです。どっちかにスポットを当てて、というよりは、どっちも120%で乗り切ってやるぜ、ぐらいの勢いですね」

プロフィール

yutori/ゆとり

佐藤古都子(Vo/Gt)、豊田太一(Ba)、内田郁也(Gt)、浦山蓮(Dr)からなる平均22歳の4人組バンド。日常に潜む想いや愁い、悲痛なまでの切実な日々の光景を激しくも儚い歌声で伝える楽曲が同世代を中心に話題となっている。

公演情報

yutori ONEMAN TOUR 2026

  • 3/28(土) 17:00 福岡DRUM Be‑1
  • 3/29(日) 17:00 広島・SIX ONE Live STAR
  • 4/4(土) 17:00 香川・高松DIME
  • 4/18(土) 17:00 新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE
  • 5/9(土) 17:00 北海道・SPiCE
  • 5/17(日) 17:00 宮城・仙台darwin
  • 5/30(土) 18:00 GORILLA HALL OSAKA
  • 5/31(日) 18:00 愛知・ダイアモンドホール
  • 6/7(日) 18:00 神奈川・KT Zepp Yokohama

インタビュー・文/ヤコウリュウジ
構成/月刊ローチケ編集部 2月15日号より転載


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