【インタビュー】池村高明(Xnterstellar Music Festival)

2026/6/15(月)

池村高明(Xnterstellar Music Festival)

史上最大級の日韓バンドフェスが仁川で開催!

2026年10月3日、4日に韓国・仁川のPARADISE CITYにて、史上最大級の日韓バンドフェスティバル『Xnterstellar Music Festival 2026』が開催される。NPO法人日韓文化交流会が共催する同フェスティバルは、今年が初開催。XMF実行委員会顧問の池村高明氏は、開催に向けてこう語る。

「現在、日本にはK-POPがすっかり浸透しましたが、それに比べるとJ-POPの韓国進出はまだ発展途上。そこで、日韓合同のフェスを通してJ-POPを韓国に紹介するとともに、現在韓国で新たなムーブメントになっているバンド系アーティストとの交流の場を設けたいと思い、今回の開催に至りました。また、J-POPアーティストが韓国でライブをするにはコストやスケジュールなどの問題が発生してしまうんですね。それならば、日本国内ツアーの延長感覚で気軽に出演できるフェスを開催し、より多くのJ-POPアーティストを韓国に紹介できるようにしようという狙いもありました」

今回出演するアーティストはバンド系アーティストがメイン。アイドルグループではなく、バンドに焦点を当てたのはなぜなのだろうか。

「両国において、アイドルグループの活動や交流は盛んになっていますが、バンド系はそこまで浸透していません。韓国国内でJ-POP、バンドブームが起きていること、現状日本に紹介される韓国アーティストのほとんどがアイドルグループであることから、初回となる今回はバンド系アーティストを軸に据え、今後ジャンルを広げていければと。それに、日本と韓国ではバンドカルチャーにも違いがあって、そこも面白いと思います。日本のバンドは歴史に裏付けされた多様性、創作力、技術力が目立ちます。一方、韓国は進化する力が強いですね。これまでも韓国では何度かバンドブームがありましたが、基本的にはインディーが中心でした。しかし、今の若いバンドは子どもの頃から日本のアニメを見て、アニメ主題歌のJ-POPを聴いています。そのため、J-POPとの距離感が近づきつつあるんです。日本がK-POPアイドルのスタイルや音楽性から学んだように、韓国のバンドもJ-POPのスタイルや音楽性を学び、韓国ならではの感性で自分たちのものにしている印象です。そういった部分にも注目してフェスを楽しんでいただきたいです」

「現在打診中のアーティストもいますが……」というラインナップを見ると、なんとも豪華な面々が名を連ねている。

「今回、日韓の音楽シーンをリードするトップアーティストから、両国での活動を希望するライジングアーティストまで幅広くご出演いただく予定です。アーティストの皆さんとの打ち合わせはこれからですが、出演する日本のアーティストの楽曲をカバーしている韓国アーティストとの共演や、両国の楽曲カバーなどを実現したいですね。また、単にアーティストがライブをするだけの場にはしたくないので、出演アーティストの紹介や両国での活動エピソードの紹介などをするMCの起用も想定しています」

そんな同フェスティバルが目指す先とは?

「最も身近で文化交流のある両国のアーティストとファンの絆をさらに深め、新たな音楽を生み出すきっかけになる場を目指したいです。また、来年からは日韓両国で毎年開催する予定です。今後はステージの数も増やして、多様なアーティストを紹介できる場にしていこうと考えています。そして、両国のアーティストとファンにとって、出会いの場になれるようにこれから毎年盛り上げていきたいと思っています」

プロフィール

池村高明/いけむらたかあき

『Xnterstellar Music Festival』実行委員会・顧問。

公演情報

Xnterstellar Music Festival

インタビュー・文/高橋梓
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載

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