【インタビュー】Who-ya Extended
2025/12/15(月)

世界を駆けるWho-ya Extended
初の東阪ツアーで「今」を見せつける!
ボーカリスト・Who-yaを中心としたクリエイターズユニット、Who-ya Extended。2019年にシングル「Q-vism」(TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』オープニングテーマ)でメジャーデビュー。さらに「VIVID VICE」(アニメ『呪術廻戦』第2クールオープニングテーマ)でブレイクを果たし、国内のみならず、アジア、ヨーロッパ、北米、南米など世界中の音楽ファンの支持を集めている。
2025年も「Aufheben」(TVアニメ『ばいばい、アース』第2シーズンオープニングテーマ)、「CRY OUT CRY OVER」(TVアニメ『陰陽廻天Re:バース』オープニングテーマ)などの話題曲を発表し、活動の幅を確実に広げてきた。最新曲「Chained Chase」は、スマートフォンゲーム「呪術廻戦ファントムパレード」オリジナルストーリー呪獄島編の主題歌。「呪術廻戦」の世界に没入できる“ファントムパレード”とリンクしたこの曲は、疾走感に貫かれたビート、こちらの予測を気持ちよく裏切る展開が一つになったアッパーチューン。中心を担っているのは、豊かな表現力と圧倒的な求心力を備えたWho-yaのボーカルだ。
デビューから6周年を迎えたWho-ya。これまでのキャリアを振り返って彼は「ライブの経験が増えたことが大きい」と語る。
「2023年以降はライブの回数がすごく増えて、いろんな場所に行けるようになって。デビューした時期はコロナ禍だったので、制作が中心だったんですけど、ワンマンやイベントを通してオーディエンスに向き合えたのは自分にとってもすごく大きいですね。実際に海外に行く前は〈自分たちの楽曲を待ってくれてる人がどれくらいいるんだろう?〉という気持ちもあったんですよ。再生数だけではなかなか実感がわかなかったんですけど、訪れた世界各国の人たちがめちゃくちゃ盛り上がってくれている姿を見て、〈自分たちの想像を超えて楽曲が届いているんだな〉とわかって。特にここ1~2年はそういう経験が増えているし、〈コール&レスポンスやシンガロングできるパートを作りたい〉と思ったり、楽曲の制作にも影響してますね」
そして2026年2月には、大阪RUIDO(2/7)、東京キネマ倶楽部(2/21)で『Who-ya Extended LIVE TOUR “LosT PiEcE”』を開催。Who-ya Extendedにとって初の東阪ツアーだ。
「大阪でのワンマンライブも初めてで。イベントやプロモーションでずっとお世話になってきたし、実現できて本当に嬉しいです。ワンマン自体も2年ぶり。その間にいろんな曲をリリースしてきたし、ライブ自体の経験も増えているので、〈この2年間で自分たちが何をしてきたのか〉がわかる公演にしたいですね」
もっとも大きい変化はもちろん、Who-ya自身のボーカルとパフォーマンスだろう。2月の公演でも、さらに進化したステージングを見せてくれるはずだ。
「ライブを始めたばかりの頃は〈みなさんに楽しんでもらわなきゃ〉という使命感みたいなものがあったんですよ。最近はそういうプレッシャーが消えてきたし、〈自分たちがいいと感じている楽曲、楽しんでステージに立っている姿をみなさんも楽しんでくれてるんだな〉とわかって。大阪、東京の公演でも、今まで以上に自由にやれるんじゃないかなと思ってます」
公演を楽しみにしている人に伝えたいことは?と質問すると、こんな答えが返ってきた。
「等身大というか〈2026年のWho-ya Extended〉を見てもらいたいと思っていて。今の自分たちを体感してもらいつつ、あとは自由に楽しんでほしいですね」
誌面連動Q&A
- Q.
手土産を選ぶポイントは?
A.
「ライブの差し入れだったらお菓子系です。先輩の家に行く時の手土産だったらフルーツかお酒ですね。お酒は自分がすごく好きなので、この日は焼酎派だなとか、ウイスキーがいいかなとか、クラフトビールにしようとか、相手の好みに合わせて考えます。フルーツは誰でも食べられるかなと思うのでいいですね」
プロフィール
Who-ya Extended/ふーやえくすてんでっど
'19年11月にメジャーデビューを果たしたボーカリストWho-yaを中心としたクリエイターズユニット。
公演情報
Who-ya Extended LIVE TOUR “LosT PiEcE”
- 2/7(土) 17:00 大阪RUIDO
- 2/21(土) 17:00 東京キネマ倶楽部
インタビュー・文/森朋之
構成/月刊ローチケ編集部 12月15日号より転載