【インタビュー】UNISON SQUARE GARDEN

2019/04/15(月)

The Birthday

結成15周年を記念した野外ワンマンライブを開催

バンド結成15周年というアニバーサリーイヤーを迎えたUNISON SQUARE GARDEN。「15年が最初の節目」という発言をしてきた彼らだが、10周年以降を振り返っても実に濃密な時間を過ごしてきた。

斎藤　人生の半分をメンバーと過ごしてると思うとゾッとしますが(笑)、音楽をやる理由が年々増えているのは強みだと感じます。

この記念すべき15周年を祝うべく、シングルカップリング曲総選挙がファン投票によって行われ、7月にはB面集ベストアルバム『Bee side Sea side～B-side Collection Album～』がリリース。ファン投票1位となった「スノウリバース」は新たにMVも制作される。

鈴木　10年以上前に出した曲だし、聴いてくれてる人の思い出補正もかかってるんでしょうけど、それだけ昔からのファンがいまもいてくれているっていうのがありがたい。当時から大きいとこでやりたいとかお客さんを増やそうっていう考え方は、その為に裏切る人も出てくると考えてて、そうしたくなかった。それがいま、具体的な結果として出ていることが誇らしいです。

そして、注目と期待を集めるのが、7月にリリースされる、結成15周年記念トリビュートアルバム「Thank you,ROCK BANDS !～UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary TributeAlbum ～」と、バンド結成15周年記念ライブだ。「プログラム15th」というタイトル通り、記念碑的ライブになるのか。待ち遠しいばかりだ。

斎藤　楽しいライブになることは間違いなさそうです。真夏の野外なので、暑さや天気や体調などそっちの方が心配です（笑）。遊びに来られる方はどうかお気をつけて

田淵　こういう形式は恐らく今回しかないだろうと思うので、興味がある人には是非来て欲しいです。個人的には初めてアニバーサリーというものをやってもいいかと思えた最初の年です。気合いはめちゃ入っています。

鈴木　ライブの時間は人生のなかでいちばん大事にしていまして。技術は最低限、作られた一体感は要らなくて、ただステージ上でオレはここで生きてるぞと叫ぶことが大事なんです。人生もこの青春もいつか終わるけど、まだまだ遊んでいたいし、そんな夜にできると良いですね