【インタビュー】吉川尚宏(Talking Rock! FES.2024)
2024/5/15(水)
雑誌がそのままイベントになった「Talking Rock! FES.2024」開催!
待ち望んでいた人も多いことだろう、7月6、7日に『Talking Rock! FES.2024』の開催が決定した。その名の通り、独自の視点でアーティストにフォーカスをあてる音楽雑誌「Talking Rock!」が主催する音楽フェスであり、今後さらなる追加アーティストも予定されているが、すでにSUPER BEAVER、ハルカミライ、04 Limited Sazabys、go!go!vanillas、SHISHAMO、ストレイテナーといった様々なシーンを代表する豪華ラインナップが発表。「シンプルにロックを楽しんでもらいたい」と語る吉川尚宏編集長にその想いを聞いた。
「『Talking Rock!』はロックアーティストのインタビューをメインに取材掲載する音楽雑誌であり、『Talking Rock! FES.』は“雑誌がそのままイベントになった”というコンセプトのもと、同誌で応援するアーティストに出演いただくイベントです。そして、インタビューの中で語られるそのアーティストの音楽観やライブへのこだわりなどを実際に体感していただくと同時に、ライブ当日のステージの様子はもちろん、終演直後のインタビューと裏側の様子も交えながら複数のカメラマンが撮影した臨場感あるライブ写真とともにアフターリポートを掲載し、“雑誌”とリアルな“ライブ”がしっかりと結びついた“ロック雑誌のライブイベント”を体感いただきたい想いで手掛けています」
会場となるのは横浜アリーナ。大きなステージだからこそ味わえるスケール感もあり、いつも以上に躍動するアーティストの姿が観れるのもフェスにおける醍醐味のひとつ。
「“アリーナでライブをおこなう”ことはアーティストにとって大きな目標の一つであり、特に横浜アリーナは日本武道館と大阪城ホールに並んでステイタスのある会場ですので、そのステージに立つことの意味や意義を大切にしたいと考えています。よって今回もアリーナ経験が豊富なアーティストはもちろん、まだアリーナ経験のない若手アーティストにもオファーしています」
また、『Talking Rock! FES.』では吉川編集長が幾度となくステージに登場し、集まった観客と顔を合わせて語りかけるのがお馴染みの光景。ただ単純に人気アーティストを集めた無機質なモノではなく、あくまで理念と想いがあり、血が通ったイベントであり、胸の内を伝えることを重要視している。
「様々なスタイルのフェスが存在する中で“誰がどういう想いでこのフェスを開催しているのか”を伝えることの重要性を感じています。日頃の取材の中で感じるアーティストの魅力を添えて紹介しています」
例年以上に熱く燃え上がる2日間になることは間違いなく、節目となる10回目ということでさらなるお楽しみもあるという。そちらにも期待したいところだ。
「今回も『Talking Rock!』で掲載・応援している個性豊かなアーティストたちが出演します。彼らの素晴らしい音楽を横浜アリーナで思い切り楽しみましょう。なお、この『Talking Rock! FES.』は今年で通算10度目の開催になります。それを記念して、過去2回の横浜アリーナは1ステージというシンプルかつスマートなステージプランでしたが、それにプラスしたお楽しみを計画しています。近々詳しくアナウンスしますので、ぜひそちらを楽しみにしていてください!」
プロフィール
吉川尚宏/よしかわなおひろ
株式会社トーキングロック代表取締役。雑誌「Talking Rock!」の編集長も務める。
公演情報
Talking Rock! FES.2024
- 7/6(土) 神奈川・横浜アリーナ
- 7/7(日) 神奈川・横浜アリーナ
出演
- 【7/6(土)】
キュウソネコカミ/クリープハイプ/SUPER BEAVER/This is LAST/ハルカミライ/04 Limited Sazabys/ヤングスキニー and more! (50音順) - 【7/7(日)】
THE ORAL CIGARETTES/KANA-BOON/go!go!vanillas/SHISHAMO/ストレイテナー/Chilli Beans./BLUE ENCOUNT/ポルカドットスティングレイ (50音順)
インタビュー・文/ヤコウリュウジ
構成/月刊ローチケ編集部 5月15日号より転載