【インタビュー】柴田聡子

 

柴田聡子

グッドメロディー満載のレコ発ツアー決定!

 

親しみやすい言葉で物事の本質を描き出す楽曲、豊かな叙情性を帯びた歌によって、音楽ファンの強い支持を得ているシンガーソングライター柴田聡子が、約1年10ヶ月ぶりとなる3月6日(水)リリースのニューアルバム『がんばれ!メロディー』を完成させた。先行リリースされた「ワンコロメーター」(バラエティ番組「モヤモヤさまぁ~ず2」エンディングテーマ)を含む本作は、タイトル通り、ポップかつカラフルなメロディーに溢れた作品に仕上がった。

「前作(『愛の休日 DO YOU NEED AREST FROM LOVE?』)は岸田繁さん(くるり)、山本精一さんなどいろいろな方に参加していただいたのですが、みなさんの仕事ぶりが素晴らしくて、“私もがんばらないと”と思って。自分にできることは何だろう?と考えたら、メロディーをしっかり届けるかなと。そうすることで、曲の雰囲気、アレンジの良さなども伝えられると思うんですよね」

結婚生活の大変さと素晴らしさを描いた「結婚しました」、J-POPを意識したというポップチューン「ラッキーカラー」など、色彩豊かな楽曲が揃った本作。「いままでよりストレートな言葉を使っている」ことも、このアルバムの魅力だ。

「“がんばれ”、“ありがとう”もそうですが、以前は気恥ずかしかった言葉もすんなり書けるようになったんですよね。年齢を重ねて厚かましくなったのか(笑)、音楽でも私生活でも、自分で“こうしたい!”と感じたことをやっていくしかないなって。楽しいことを見つけて楽しくやっていきたいと思うようになったのも大きいです。世相は明るくないけど、逃避できないんだから、元気出すしかないなと(笑)。音楽は楽しいものですからね、もともと」

4月からは全国ツアー『柴田聡子TOUR 2019 “GANBARE! MELODY”』がスタート。「最近は“全員、幸せにする!”と気合いを入れてステージに立ってます」という彼女の生き生きとしたメロディーをぜひ体感してほしい。

「たぶんアルバムの曲は全部やるので、それぞれに楽しんでもらえればなと。映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディが“たくさんの人が聴いてくれるんだから、絶対にピッチは外せない”というシーンがあって、すごく感動したんですよ。自分がいいと思ったメロディーをきちんと伝えるのは大事だし、私もそれくらいの意気込みでがんばります!」

プロフィール

シバタ サトコ

'86年、北海道出身。'10年より音楽活動を開始。詩人、エッセイストとしても注目を集める。

 

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公演情報

 

柴田聡子 TOUR 2019 “GANBARE! MELODY”

 

4/13(土)18:30 札幌・BESSIE HALL

4/14(日)18:30 仙台・FLYING SON

4/25(木)19:00 京都・磔磔

4/26(日)19:30 愛知・TOKUZO

5/9(木)19:30 大阪・十三ファンダンゴ

5/11(土)18:30 福岡・UTERO

5/12(日)18:30 岡山・ペパーランド

5/16(木)19:30 東京・恵比寿LIQUIDROOM

 

 

インタビュー・文/森朋之

構成/月刊ローチケ編集部 2月15日号より転載