【インタビュー】SARD UNDERGROUND
2021/9/15(水)
新しいドアを開けて未来へ――。
初のオリジナルアルバム完成!
ZARDのトリビュートバンドとして結成されたSARD UNDERGROUNDが、初めてのオリジナル曲を中心としたアルバムをリリースした。『オレンジ色に乾杯』は、ボーカル・神野友亜の作詞を中心に、メンバーの個性を強く打ち出した新たな第一歩だ。
神野友亜「今のSARD UNDERGROUNDが全て詰まった作品になったと思います。楽曲によって、いろんな表情や世界感を楽しんで聴いていただきたいです。また、SARD UNDERGROUNDの新たな一面を感じていただけると嬉しいです」
杉岡泉美「夏を楽しみたい時や、友達といる時、大切な人といる時、一人でいる時、ふと思い出して聴いていただきたいですし、このアルバムを聴いてひと夏過ごしてみてほしいです」
坂本ひろ美「坂井泉水さんの作詞曲、友亜ちゃんの作詞曲、どちらも素敵な曲で魅力がたくさん詰まったアルバムだと思います。私にとっても新しい一歩のような特別なアルバムになりました」
アルバムの中には、アニメ『おかしなさばくのスナとマヌ』主題歌「ブラックコーヒー」「イチゴジャム」などオリジナル曲のほか、ZARDの坂井泉水による未公開詞に曲を付けた「少しづつ 少しづつ」(アニメ『名探偵コナン』EDテーマ)「これからの君に乾杯」、そして最後の未公開詞となる新曲「夏の恋はいつもドラマティック」も収録。メンバーのお気に入り曲が分かれているのは、1曲ごとの完成度の高さの証明だ。
神野「『夏の恋はいつもドラマティック』は、坂井泉水さんの力強くも優しい歌声というものを意識しながら歌いました。冒頭の歌詞、“苦しい時 嬉しい時 悲しい時 愛に満たされる時 幸せな時”と短い間にたくさんの感情が出てくる場面では、声で感情を表現するという意識ではなく、表情と気持ちを大切にして歌いました。レコーディングの姿は見ていただけるわけではありませんが、表情を変えた際のわずかな違いを感じて聴いていただけると嬉しいです。楽曲を通して、相手への思いやり、主人公の優しさ、強さがたくさん感じ取れます。坂井泉水さんの新たな詞に、何度も胸を打たれました。ぜひたくさん聴いてください」
杉岡「私のお気に入りは『黒い薔薇』。聴いた瞬間から、かっこよくてすごく好きです。『夏の恋はいつもドラマティック』は最初からワクワク感がすごくて、みんなで演奏してる感があって好きです」
坂本「『あの夏の恋は眩しくて』と『Blue tears』が好きです。どちらも歌詞とメロディーの雰囲気がぴったりだなぁと感じて、好きな曲です。皆様の前で演奏できる日が楽しみです」
『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2021[cheers!]』は、10月10日Zepp Namba(OSAKA)、16日Zepp Tokyoの2公演を予定。初のオリジナルアルバムを作り上げた自信溢れる、最高のパフォーマンスを期待しよう。
神野「大変な状況下ですが、皆様に安心してライブを楽しんでいただけるよう、感染対策をしっかり行いたいと思います。新しい楽曲も増えているので、ライブでメンバーと音を重ねるのがすごく楽しみです。会場に来てくださる皆様と最高の1日にできたらなと思っています!」
杉岡「皆さんに会えることはもちろん楽しみですが、まずは開催できることを願っています!!」
坂本「ライブはその日だけの特別な時間なので、しっかり準備をして当日を迎えたいです!皆様にお会いできるのがとても楽しみです!」
プロフィール
サードアンダーグラウンド
’19年9月、ZARDの名曲が詰め込まれたトリビュートカバーアルバムでデビュー。メンバーは神野友亜(Vo,)、杉岡泉美(Ba./Cho.)、坂本ひろ美(Key./Cho.)。
公演情報
SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2021[Cheers!]
- 10/10(日)18:00 Zepp Namba(OSAKA)
- 10/16(土)18:00 Zepp Tokyo
★サイン入りトートバックを1名様にプレゼント!
- ※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、公演が中止・延期になる可能性がございます。
詳細は各公演の公式HPをご確認ください。
インタビュー・文/宮本英夫
構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載