【インタビュー】さくらしめじ

 

さくらしめじ

“等身大”の魅力を伝える2度目の野音

 

全国各地での地道なライブ活動や、昨年発表した「スプーンの初恋~あゝ、好きだよベイベー~」が“NHKみんなのうた”に起用されたこともあり、じわじわとファンを増殖させつつある現役高校生フォークデュオ・さくらしめじ。彼らの通算2度目となる日比谷野外大音楽堂公演が決定! 昨年行った初めての野音ライブは、まさかの台風直撃というアクシデントに見舞われたのだが…。

高田 リハーサルから雨だったので、むしろ『やり切るしかない!』という気持ちと、雨のなかを突き抜けるような音を届けたいという気持ちが湧いてきて。勢いがあり余りすぎて、1曲目で転びましたけど(笑)

田中 いつもライブでは進行を気にしたり緊張していたのが、あの野音では全部ふっきれて、思いきり楽しむことができて。僕らの“楽しい!”はお客さんにもどんどん伝染していくものなんだなと知りました。

わずか12歳でユニットを結成した彼らも今年デビュー5年目を迎える。そして、楽曲の歌いまわしやステージングにも変化が生まれているのだという。

高田 今まではレコーディングでも『ここの歌い方はこうしよう』と決め込んで臨むことが多かったんです。でも2月にリリースした『先に言うね』(配信シングル)では、歌詞の意味や曲全体の雰囲気については2人でしっかり話し合いつつ、僕らがそのときに曲を聴いて感じたままを、素直にぶつけてみました。

田中 ステージでも“さくらしめじはこうあるべき”というイメージに、あまりこだわらなくなったところがあります。僕らなりの等身大の表現で歌っていれば、お客さんにも言いたいことが伝わるんじゃないかなって。

2月からの対バンツアーを経て、またひとまわり成長するであろう2人。5月の野音ではどんなステージを見せてくれるのだろうか。

田中 去年12月にやった中野サンプラザ公演で、僕らも初めて全ての演出に参加させていただいたんです。そのときに学んだこともフル活用して、もっとお客さんを楽しませたい。

高田 さくらしめじはどんな年代の方にも素直に親しんでもらえるような曲を歌ってきたと思うんです。この野音も、はじめましての方から常連の方まで一緒に楽しめるようなものにできたらと思います!

 

プロフィール

サクラシメジ

'14年結成。田中雅功と髙田彪我の現役高校生によるフォークデュオユニット。3/15(金)に新曲「お返しの約束」を配信リリース。

 

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公演情報

 

木もれ陽の中の春風キャンプ in 日比谷野外大音楽堂

 

5/3(金・祝)17:30 東京・日比谷野外大音楽堂

 

 

インタビュー・文/古知屋ジュン

構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載

 

 

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さくらしめじ

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