【インタビュー】Sadie
2023/8/15(火)

Voyageを終えた5人でSadie活動再開。来春、東京・大阪で復活ライブ開催
2015年9月21日、東京・Zepp Tokyo公演をもって10年の活動に終止符を打った大阪出身のV系ロックバンド・Sadieが「Voyage」を終え、新たなSadieとして一歩を踏み出す復活ライブを来春東京、大阪で行うことを発表した。
真緒「僕のバースデーライブの中で、復活を告げるために壇上に5人で立ったんですけど。そのときは楽器も持ってないのに各々の背丈、声のトーンやしゃべりかた、全部がしっくりきて。ライブはもう8年もやってないんでぎこちなくなるのかなと思っていたんですけど、それがまったくなくて。現役で活動していたときとなんら変わらない感じでした。あれは不思議な感覚でしたね」
亜季「復活ライブを発表した後は、関係者のみなさん、ファンの方からも“ありがとう”といってもらえるんですが、まだライブをやった訳ではないのでフワフワしていて実感はないです」
活休前最後を締めくくったシングル「Voyage」を通して、活休後は自分たちの音楽性や人生を見つめ直す旅に出ると伝えた5人。活休後は真緒、剣、美月、亜季は各々の場所で音楽活動を継続し、自分の音楽を見つめ直す旅に出た。だが、景は音楽活動もドラムも辞めていた。
真緒「正月やお互いの誕生日くらいの何気ないやり取りはしていたものの、久しぶりに連絡が来て、その景君から“ドラムを叩きたい”と言ってきたのが僕はすごく嬉しかったんです。「Voyage」の歌詞のなかに“未来図の配役はこの5人”というのがあるんですけど。これは、僕の中ではこの5人が旅から戻らなければSadieは復活しないという意味だったんです。だから、景君がドラムを叩きたいといったことから活動再開の話が見えてきて。そこから5人で会ってSadieをどうしようかという話をするようになっていきました」
亜季「そこでは“空白の時間、何してたの?”という話も当然みんなでしたんですけど。話していても本当になにも変わってなかったんです。違和感が一つもなかった。そのときに、もし各々のパートが入れ替わったとしても、この5人がいたらSadieなんだろうなと思いました。5人の苗字みたいなものなんです。Sadieというのは」
そうして来春、〈THE REVIVAL OF SADNESS〉を掲げ、復活ライブを行うことを発表した彼ら。YouTubeではバンドの復活ライブを告げるティザー映像が公開となり、バンドのオフィシャルサイト、ファンクラブも次々とリニューアルオープン。
亜季「まだ詳しいことはいえないんですが、遠隔でお互いの音を探り合いながら、レコーディングの準備も始まっています」
こうして新しいSadieは少しずつ動き出し、来年3月17日、東京・豊洲PIT、4月7日、大阪・なんばHatchで行なうライブで復活を果たす。
真緒「最後のライブがいまはなきZepp Tokyoだったので、同じような空気感の場所として東京は初の豊洲PIT。あと、自分たちはかつて大阪から9年間、通いながら関東でライブをやってきた大阪バンドというポリシーもあるので、大阪は思い入れのあるなんばHatchでやらせていただきます。会場に来たら、僕らと同じように当時の自分にタイムスリップしてもらって。昔からのファンは“当時魂”を爆発させて。新しく僕たち のことを知った方は、僕ら関西人なので“関西魂で、ようこそ、おいでやす”でお迎えします」
亜季「V系バンドマンとバンギャがライブで戦う白熱ライブに、ぜひとも生で参戦していただけたらと思います」
プロフィール
Sadie/さでぃ
大阪出身のヴィジュアル系ロックバンド。'15年9月より活動を休止していたが、今年6月に約8年の時を経て復活を宣言。
公演情報
THE REVIVAL OF SADNESS
- ʼ24/3/17(日)18:00 東京・豊洲PIT
- 4/7(日)18:00 大阪・なんばHatch
インタビュー・文/東條祥恵
構成/月刊ローチケ編集部 8月15日号より転載