【インタビュー】ЯeaL

2019/02/15(金)

ЯeaL

現状を打破するパワーを放つ新曲「強がりLOSER」

1stフルアルバム「19.」（2017年）を引っさげた全国ツアーを最後に、ギタリストが脱退。3人体制となった後も精力的な活動を続けているЯeaLから、ニューシングル「強がりLOSER」（TVアニメ「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」エンディングテーマ）が届けられた。

「2018年は“バンドとして何を伝えていくべきか？”と深く考えた一年。そこで出せた答えが込められています」（Ryoko）というこの曲は、葛藤を抱えながらも未来に向かって突き進む意志を刻み込んだ、彼女たちらしいロックチューンに仕上がっている。

Ryoko　私は今21才なんですが、この世代って、現実が見えてくる時期だと思うんです。キラキラした夢を思い描いていた10代が終わって、少しずつ“自分が届く範囲はこの程度かな”とか考えてしまったり。“もっと輝けるはずだったのに”という気持ちを抱えているけど、そこで諦めるんじゃなくて、“もう一度、ゼロから始めよう”というメッセージを込めているんですよね、この曲には。

Aika　ЯeaLにとって、今まで一番ロックな曲だと思います。もともとこういうサウンドが大好きだし、得意なんですよ。

Fumiha　Ryokoからデモが送られてきたときから“演奏が難しそうだな”と思ってたんですが、何とか頑張って弾きました（笑）。もうライブでも披露しているんですが、初めてこの曲を聴くはずのお客さんがすごく盛り上がってくれて、嬉しいですね。

カップリングには、ストレートな応援ソング「go!!」、ピアノを交えたトラックと洗練されたメロディを軸にした「エンドロール」を収録。この3曲は3月からスタートする「強がりLOSER」リリースツアーでも大きな力を発揮するはずだ。

Ryoko　ロック系、明るい系、しっかり聴かせる系といろんなタイプの曲が揃っていて。このシングルの曲が加わることで、さらに見ごたえのあるライブになると思います。

Aika　今までの曲と新しい曲がどう絡むのか、自分たちもすごく期待しています。

Fumiha　ライブでやれることが増えているし、これまでのツアーで一番楽しみです！