【インタビュー】RAZOR

 

RAZOR

アレンジによって飽きさせない変化を―。

 

2016年の11月に本格的に活動を開始し、丸2年を迎えたRAZORは今、大きく変化を遂げようとしている。その変化は11月14日にリリースされた最新アルバム『KNOT INVISIBLE』にもハッキリと現れていると言える。

 激しくなくなったというわけではないですし、今後一切シャウトを入れないとか、全く今までのRAZORと異なるものになってしまうというわけではないんですが、アレンジによって飽きさせない変化を付けていきたいということで、よりRAZORを向上し、成長させるための変化でもあるんです。

2018年の夏頃から、そんな意識の変化が楽曲に現れ始めたと剣は言う。

衍龍 歌メロがメロディアスになったというのもひとつ大きな変化として挙げられると思いますが、そうすることによって、より猟牙の書く歌詞がしっかりと伝わってくるようになったんです。個人的にも猟牙の書く歌詞が好きなので、すごくいい変化だと思っていて。でも、聴きやすくはなったけど、サウンド的には逆に今まで以上に激しくなっているとも言えると思うんです。

哲也 最初が『RED INVISIBLE』で、最新が『KNOT INVISIBLE』というアルバムタイトルなんですけど、そこには、変わらない軸という意味があって、そのときのやりたいことという、そのときにしかない衝動が詰め込まれているという意味では、根本的な部分では変わっていないんですよね。

2019年には自身史上最大キャパとなるEX THEATER ROPPONGIにもチャレンジすることが決まっている。

IZA 2年目までは好き勝手やってきたことがRAZORらしさに繋がってきていたんですけど、3年目は違う自分達を見せたいし、可能性を広げていきたいです。まさに、最新音源はライブに変化を付けたいというところでのチャレンジでもあったので、2019年はさらに衝撃を与えたいですね。

猟牙 いろいろチャレンジしたいという思いもあったので、今までにない自分達を出していけたらという思いで選曲していったので、自然と広がっていっての今を魅せていけたらいいなと思いますね。これまでやってきたことを否定することなく根本的なRAZORらしさは失わず、これまで以上にえげつないことをやっていけたらと思っているので期待していてほしいです。

 

プロフィール

レザー

猟牙(Vo)、剣(Gt)、衍龍(Gt)、IZA(Ba)、哲也(Dr)の5人組ヴィジュアル系ロックバンド。'16年11月30日、新宿ReNYにて活動をスタートさせた。

 

公演情報

 

'19/3/15(金)18:30 福岡DRUM Be-1

3/23(土)17:30 北海道・DUCE SAPPORO

3/24(日)16:30 北海道・DUCE SAPPORO

4/6(土)17:30 宮城・仙台CLUB JUNK BOX

4/14(日)17:30 愛知・Electric Lady Land

4/19(金)18:30 大阪BIGCAT

4/21(日)18:00 東京・EX THEATER ROPPONGI 

 

 

インタビュー・文/武市尚子

構成/月刊ローチケ編集部 12月15日号より転載