【インタビュー】ORESAMA
自身最大規模で繰り広げられるワンダーランド
80'sディスコを現代的なサウンドに昇華させ、音楽だけでなく映像や光、イラストを含めた相乗効果で注目を集めている“ORESAMA”。ユニット名からコワモテの男たちを想像してしまうかもだが、実際は女性ボーカルのぽんと、数々のアーティストへの楽曲提供も行うギターの小島英也によるユニットだ。
ぽん ユニット名は、私たちは普段から前にぐいぐい出るタイプじゃないので、せめてステージの上だけでも堂々としていたいという気持ちでORESAMAにしました。
小島 ネーミングはぽんちゃんにお任せしているので、ぽんちゃんからORESAMAにしようって言われたときに“それだ!”って即決しました。普段、絶対にオレサマって言わないようなぽんちゃんが言うのが良かったんです。
小島が作るサウンドは、80'sディスコを基盤としながら、エレクトロやファンクといった最先端の音に昇華したダンスミュージック。
ぽん 私は80~90年代のアニメが大好きなので、小島くんが作る曲のテイストはまさにドンピシャで、このメロディに歌詞を書きたいなとか、歌いたいなって思わせてくれています。
ORESAMAの真価はライブパフォーマンスにある。ライブではバンド編成に加えて、VJやレーザー演出など、ステージはド派手。2月2日(土)に開催される過去最大規模のワンマンライブも面白いライブになりそうだ。
ぽん 会場になるコーストは、独特の作りなのでいろんな工夫を凝らしながらワンダーランドに近づけたいなと考えています。
ワンダーランドというのは、ORESAMAがデビュー以来、大切にしているキーワードだ。
ぽん 私たちのライブは、来てくれる人を現実から非現実に連れ出したいというテーマがあるので、ワンダーランドっていう言葉はまさにぴったりなんです。1月3日に配信リリースした『ワンダーランドへようこそ』も、みんなと一緒に歌えたらなと思います。
小島 ライブはその一瞬しか味わえないというのが醍醐味なので、ライブならではのものを見せたいですよね。特にコーストは音がいいので、最高の環境でORESAMAのライブを楽しんでもらえたら嬉しいです。
プロフィール
オレサマ
女性ボーカル・ぽんとギター・サウンドクリエイターの小島英也による音楽ユニット。2018年4月、メジャー1stアルバム『Hi-Fi POPS』をリリース。
公演情報
ワンダーランドへようこそ~in STUDIO COAST~
2019/2/2(土)17:00 東京・ 新木場STUDIO COAST
インタビュー・文/ヤコウリュウジ
構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります