【インタビュー】ONE N' ONLY
“唯一無二”のステージに釘付けにしたい
若手男性アーティスト集団・EBiDANから飛び出した注目の7人組、ONE N' ONLY。EBiSSH、さとり少年団(以下SBC)という2組のグループによる合同ユニットで、2018年のデビュー後、2ndシングル「Dark Knight」でオリコンウィークリー1位を獲得するなど急成長を遂げている。
KOHKI ボーカルが3人、ラッパーも2人いますし、ダンスでもバリエーションのある構成を考えることができるんです。2組が合体したことによって、パフォーマンスの幅が広がりました。
TETTA コンセプトがそれぞれ違う2組が合体したことでお互いのいい部分を吸収しあえていて、そこも僕たちの強みかなと思います。
5人がマイクを持ち、密度の高いダンスパフォーマンスを見せる彼ら。YouTubeで公開されているMVは、海外からの注目度も高いという。
KENSHIN 『こういうグループを待ってた!』みたいなコメントを、海外からもたくさんいただきました。アジアの国だけじゃなく、南米やヨーロッパなどいろんなエリアからの反応も多くて、僕たちも日々ビックリしてます。
現在、10月16日(水)にリリースするシングル「Category/My Love」のリリースフリーライブツアーの真っ最中。とくに「Category」での観客の盛り上がりぶりは、ヒット作の「Dark Knight」以上なのだという。
EIKU 目に見える情報だけでいろんなことを判断されてしまう今の社会に対して、僕たちなりのメッセージを投げかけた曲です。ラッパー2人もボーカルの僕たちも、自分にしかできない表現やスタイルを考えつつ、怒りを込めるような強いイメージで歌っています。
HAYATO 『定義とは何』というラップから始まる曲ですが、“みんなの先入観を壊して、僕たちなりのスタイルでいくんだ”という強い思いを、歌詞や振りでも表現できるように考えました。
ダブルAサイドの「My Love」は対照的に耳なじみのいいミディアムナンバーで、「SWAG(ONE N' ONLYファンの愛称)と僕たちの関係性をイメージできる」(EIKU)というラブソング的な歌詞もポイント。
REI 僕たちの楽曲にはEDMテイストの尖ったイメージの楽曲が多いんですが、この曲は、分かりやすいメロディーになっており親しみやすさがあります。この曲にはラップがなくてボーカルが際立つ分、試行錯誤しながらレコーディングしました。
NAOYA 歌詞を表現したかわいらしいニュアンスの振付なので、『Category』とのギャップも楽しんでいただけるかなと思います。
1作ごとに「僕らの内なるものがむき出しになってきている」(HAYATO)と語り、グループ名の“唯一無二”なカラーを確立しつつある7人。そんな彼らの魅力は、11月に行われる2度目の東名阪Zeppツアーでも存分に味わえるはずだ。
REI SBCとEBiSSHはお客さんと一体になってライブを作り上げる感じですが、ONE N' ONLYは作品の世界観に浸ってもらう感じで、空気感がまったく違います。今回のツアーでは〝これがONE N' ONLYなんだ〟というステージをして釘付けにしたいですね。
NAOYA そう、一分一秒も目をそらせないような、全部が見どころといえるライブにしたい。見に来てくださる方々にも、日頃抱えているストレスだとかを出し切るような感じで、全力でぶつかってきてほしいと思います!
プロフィール
ワンエンオンリー
EBiDAN(恵比寿学園男子部)のユニット、EBiSSHとさとり少年団(SBC)の2グループが融合して結成。EIKU、TETTA、REIのボーカル3名とHAYATO、KENSHINのラップ・ダンサーの2名、KOHKI、NAOYAのダンサー2名、計7名によって構成。
公演情報
ONE N' ONLY ~EBiSSH×SBC~Zepp Tour 2019
11/3(日・祝)16:00 Zepp Osaka Bayside
11/4(月・休)16:00 Zepp Nagoya
11/24(日)16:00 Zepp DiverCity(TOKYO)
インタビュー・文/古知屋ジュン
構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載