【インタビュー】Ochunism

2026/7/15(水)

Ochunism

ライブの熱を上げるような曲がいっぱいできている

Ochunismは8月10日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブをおこなう。6月には韓国・ソウルの日韓インディーシーンをつなぐ音楽イベントにも出演し、2026年はいつにも増してアグレッシブ。なによりライブ会場限定の最新EP『SOUNDS OF LIFE』がとても良い。Ochunismらしい洗練されたグルーヴと新たなチャレンジ精神、さらには彼らのリアルな音楽観とが凝縮されたまさに『今』の彼らのモードがしっかりと刻み込まれた作品だ。今回はちゅーそんとokadaの2人に話を聞く。

okada「今回からメジャーを離れた『SOUNDS OF LIFE』は、インディーズ時代のバンドの音にもう1度向き合うように制作していきました。それだけでなく、ドラムとMPCとでビートが入れ替わるような、普通のバンドではやらないチャレンジをした楽曲もあったり。とてもOchunismらしい作品になったと思います」

ちゅーそん「自由に音楽制作できるようになった分、逆にどんな曲を作ろうか悩んでしまったんですけど、あらためて自分が昔から好きで聴いていた音楽や芸術、カルチャーに触れ、また自分を取り戻した感覚がありましたね。本当に自分のやりたいことが分かったというか。なので今回の作品は純粋に自分たちの中から出てきたものをソリッドに、余計なものは削ぎ落として作り上げていったという感じです」

特に1曲目の「Turning Back」はOchunismの新たな魅力を感じさせる楽曲となった。凪渡とちゅーそんに加え、okadaも作曲に加わり、MPCのビートが楽曲を牽引する。

okada「ヒップホップが好きなこともあって、このビートを最初に作ったんです。凪渡もポエトリーラップが好きだし、ヒップホップって本音を隠さず表現するものだと思っていて。それがこのアルバムのテーマである『今の自分たちのありのままを伝える』というところと一致したんですよね。とても気に入っています」

バンドメンバーにMPCプレイヤーがいるというのはOchunismの大きな個性。今後はライブでもイクミン、kakeruとともにOchunismのリズムを自由に彩っていくはず。そして『SOUNDS OF LIFE』にはさらに、今後のライブが楽しみになるような楽曲が並ぶ。

ちゅーそん「インディーズに戻って、凪渡に“お前らしい曲を作れよ”と言われて。自分が音楽に向き合う意味も考えて、悩んで、それで出てきたのが『Pretty Handsome』というシンプルなバンドサウンドでした。それが出てきたあとは『free』という曲もすっと書けたり。これはすでにライブでもやっているんですけど、自分でも演奏していてゾクゾクする曲ですね」

Ochunismのライブは常に『今』を表現する熱に圧倒される。今年のOchunismのライブは特に見逃せない。まずは8月のリキッド。すでにセトリなどはイメージしているのだろうか。

ちゅーそん「その時々で僕らはやりたいことが変わっていくので、あまり早くに決めすぎても意味がないんですよね。それに、今また別の新曲たちも作り始めていて、さらにライブの熱を上げるような曲がいっぱいできているので、その新曲たちもやれたらいいですよね」

今年秋には、Ochunismとしては最大規模となる全15会場を巡るツアーも予定されている。

okada「初めて行く場所もあるので楽しみです」

ちゅーそん「僕らはライブでどんどん楽曲が進化していくバンドなんです。前回ツアーでも何度も覚醒したと思える瞬間がありました。なので、今年のツアーもファイナルには羽が生えてるんちゃうかっていうくらい進化し続けると思います。楽しみにしていてください」


誌面連動Q&A

  • Q.
    気分転換やリフレッシュしたいときにすることは?

A.
okada「ジムに行くことです。身体を動かすのは元々好きですし、楽曲の制作活動に入るとパソコンに向き合うことが多く、運動不足になりがちなんです。トレーニングは運動不足の解消はもちろん、無心になれるので、心のリフレッシュにもつながっています」

ちゅーそん「家でゆっくりすることです。好きな絵やインテリアでカラフルにしている自宅の部屋を眺めているだけでリラックスできますね。さらにそこで好きな音楽をかけたりして。好きな空間で好きなことをする時間が大好きです」

プロフィール

Ochunism/おちゅにずむ

’19年関西で結成。ありのままの気持ちを曝け出した歌と独創的でジャンルレスな音楽を融合させる。メンバーは凪渡(Vo)、ちゅーそん(Gt)、kakeru(Ba)、イクミン(Dr)、okada(MPC)。

公演情報

Ochunism ONE MAN LIVE at ‘LIQUIDROOM’

  • 8/10(月) 19:00 東京・LIQUIDROOM

Ochunism ONE MAN TOUR 2026 ‘NEW DAWN’

  • 10/17(土) 17:00 福岡・LIVEHOUSE OP’s
  • 10/18(日) 17:30 広島ALMIGHTY
  • 10/24(土) 17:00 兵庫・神戸 太陽と虎
  • 10/25(日) 16:30 香川・高松TOONICE
  • 10/30(金) 19:00 宮城・仙台FLYING SON
  • 11/1(日) 16:30 北海道・KLUB COUNTER ACTION
  • 11/6(金) 19:00 茨城・水戸LIGHT HOUSE
  • 11/12(木) 19:00 大阪・Live House Pangea
  • 11/14(土) 17:00 愛知・SPADE BOX
  • 11/15(日) 17:00 静岡・UMBER
  • 11/22(日) 17:00 千葉LOOK
  • 12/5(土) 17:00 神奈川・F.A.D YOKOHAMA
  • 12/11(金) 19:00 石川・金沢vanvanV4
  • 12/13(日) 17:00 新潟 CLUB RIVERST
  • 12/19(土) 17:00 KYOTO MUSE

インタビュー・文/杉浦美恵
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載

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