【インタビュー】にゃんごすたー

2025/5/15(木)

にゃんごすたー

本気でりんごとロックを愛するゆるキャラが『NYANGO GIG 2025 JAPAN』を開催!

猫とりんごが交じり合ったかのような、真っ赤な姿がキュートな青森県黒石市出身のゆるキャラ、にゃんごすたーをご存じだろうか。10年前にYouTubeチャンネルを開設し、ドラムを叩く姿を公開すると、高い演奏能力と愛らしい容姿のギャップが話題に。X JAPAN「紅」をYOSHIKIの前で披露し、その腕前と知名度は全国区になった。

2017年、著名ゆるキャラ・ふなっしーのライブにゲスト出演したことを契機に、ゆるキャラたちによるメタルロックバンド・CHARAMELの一員としても活躍を始めた。

本気でりんごとロックを愛するにゃんごすたーが、7月5日に青森県で『NYANGO GIG 2025 JAPAN』を開催する。2020年に同様のライブを企画したものの、新型コロナウイルス感染症禍で断念していたゆえにライブにかける思いはひとしおのようだ。

「国内外のいろんな場所でライブイベントをやりたいと思っていて、その第一弾が『NYANGO GIG 2025 JAPAN』です。JAPANをつけたほうがかっこいいかなと。いずれはたくさんのバンドを呼んだり、すごいパフォーマーも来てもらえるような、大好きなメタルのフェスにしたいし、ゆくゆくは遊園地みたいにもしてみたいです!」

にゃんごすたーは、国内外にファンが多く、これまでも様々な場所で演奏活動をしてきた。そのなかで、特に印象に残っているエピソードをいくつか挙げてもらった。

「挙げればきりがないけど、スペインに演奏をしに行ったとき、近くの喫茶店でパエリア食べたら“本場はこんなに塩っ辛いのか”と勉強になりました。そのときこっそり、サグラダ・ファミリアも観てきました。サウジアラビアで演奏したときは、灼熱で干からびるかと思ったけど案外いけるにゃろめと思ったり、でも東京の夏も大概にゃろめと思ったり。高知では、ぎゅうぎゅうになりながらタクシーのおっちゃんにお願いしてあちこち写真撮影で回って。“こんな我輩を怪しんだりもしないのか”と、おっちゃんの優しさと人情に感激しました」

今回のライブの見どころを教えてもらった。

「1部は、ライブを始めるときに、みんなで一緒にラジオ体操とかしたいです。思い出深い曲をバチバチ演奏したり、客席でも演奏してみたり。あれやこれや作戦会議中なので、楽しみにしてちょんまげ。2部に出てくれるCHARAMELは、みんな個性だらけでにゃんごの大事な仲間です。ボーカルでリーダーのふなっしーは、ヘドバンが熱いです。YouTubeチャンネルに迷い込んだのをきっかけにバンドへ誘ってくれました。ギター担当、北海道のアックマ様は、知らないダンス教えてくれたりちょっと困った時は助けてくれるアニキ的な存在です。みんなも様つけてちょ。ベース担当、埼玉のカパルとは一緒にネタをしがち。ちょっとイタズラしてもどっしりしているので、背中の甲羅を叩かせていただいてます。色被りなしの最強メンバーなので期待しててください」

最後に、音楽ファンへのメッセージと将来の夢を語ってもらった。

「みんなと物理的に近いライブなので、ぜひこの機会に青森へほんわかしに遊びにきてちょんまげ。今後の夢は!いつかアルバムやバンドスコアはもちろん、映画や絵本も作ってみたい。まだ日本でも行ってない地域がたくさんあるから回りたいのと、そして目標であるハリウッドに行く!夢だらけなので、もりもり頑張って頑張ります」

プロフィール

にゃんごすたー

青森県黒石市出身のゆるキャラ。'17年以降はふなっしー率いるキャラクターメタルロックバンド・CHARAMELのドラム担当としても活躍をしている。

公演情報

NYANGO GIG 2025 JAPAN

[出演]

  • [1部]
    にゃんごすたーの単独ライブ
  • [2部]
    にゃんごすたーとCHARAMELのスペシャルライブ
    CHARAMEL[にゃんごすたー(Dr./青森)、ふなっしー(Vo./千葉)、アックマ(Gt./北海道)、カパル(Ba./埼玉)]
  • 7/5(土) ①13:30 青森・弘前市民文化交流館ホール
  • 7/5(土) ②16:30 青森・弘前市民文化交流館ホール

インタビュー・文/橘川有子
構成/月刊ローチケ編集部 5月15日号より転載


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