【インタビュー】NEMOPHILA
2026/3/15(日)

新EP『五臓』で見せた進化と
全部を出し切るツアー
昨年のNEMOPHILAはフルアルバムのリリースと全国ツアーに加え、日比谷野外大音楽堂での全曲ライブや初の主催イベントの開催、韓国でのワンマンライブなど、新たな領域へと果敢に挑戦し続けた。
むらたたむ「全曲ライブで自分たちの音楽を丁寧に振り返れたので、今までの自分たちがやってきたことを整頓できたんです。進みたい方向が明確になって、より楽しみながら活動をしていきたいと再確認しました」
今年1月にリリースされた『五臓-GOZO-』は、脂の乗った4人の熱い心意気がほとばしる。メンバー全員で全楽曲のソングライティングとアレンジ、プロデュースを行った意欲作だ。
mayu「前作はメンバーで楽曲制作をして、アレンジャーさんに入っていただいたんです。でも今回、4人でデモや案を出すなかで、自分たちだけでできそうだなと思ったんですよね。セルフプロデュースは前々からやりたかったので、前向きに取り組みました。やりたいことをたっぷり盛り込んだからかなり時間も掛かったけど、それだけ夢中になれた経験も貴重だし、すごく手ごたえのあるEPになりました」
ハラグチサン「メンバー一人ひとりが今まで以上に責任を持って曲に向かい合えました。もともとありのままの感情を出すことを大切にして曲作りをしているんですが、自分自身ともしっかり向き合って制作できましたね」
月1回メンバー全員がそれぞれのデモを出し合い、4人で協力して1曲を完成させる。その結果、オリエンタルなサウンドで深い精神世界を描く「namas」、シャウトと攻撃性の高い演奏がスリリングに絡み合う「VS EGO:」、4人のデモを合体させた「PUMP IT UP!」などメンバーそれぞれの美学がスリリングかつポジティブにブレンドされた、多彩な楽曲が揃った。4人の旨味がキャッチーに表れた「開花宣言」など、和洋折衷のアプローチもさらに磨かれている。
葉月「和の要素を表現する方法は、ドラムのリズムやギターの音階、歌詞、メロディ、歌い回しなどいろいろあるので、それをいい塩梅で取り入れることを意識しています。あと今回の制作はNEMOPHILAらしさを重点に置くというより、個人的に好きなものをいろいろ取り入れたんです。『Oblivious』はプロレスラーのレイ・ミステリオのイメージでデモを作ったので、闘志が湧き上がるような曲になりました」
現在4人は同作のリリースツアー『上弦』を開催中だ。ファイナルの名古屋公演まで、東日本、中部地方の8都市を回る。多数の仕掛けを用意した空間づくり、ボリュームのあるセットリストは、バンドの核と多面性を体感できるだろう。
穴見「フジコ、千鶴の2人が一生懸命に生きた輝かしい時代と、僕たちの生きる現代との、ハブのような存在になれたらなという気持ちで制作しました。実は母がクラシックバレエ教室を営んでいて、その影響でバレエ音楽にはたくさん触れてきました。昔自分が踊っていた曲の一部をオマージュしていたりもします」
約2ヶ月後に迫った『緑黄色大夜祭2026』。2度目の開催の決め手を伺った。
ハラグチサン「前回のツアーがクールに駆け抜けていく内容だったので、今回は臓器をステージに置いていくぐらいの気持ちで、持っているものを全部出し切ります!」
むらたたむ「熱いアンコールが起こるライブをしたいですね。建前的なアンコールはやりたくない!(笑)。セルフプロデュース曲は手塩にかけたぶん思い入れも強くて、リハで演奏していても熱の込め方が違う実感があるんです。ブーストがかかって大変なことになっている私たちをぜひ楽しみにしてください」
葉月「東日本を回る『上弦』があるということは、西日本を回る『下弦』も……? 引き続き注目していてください!」
mayu「もっともっと自分に正直に活動をしていきたいし、これからの未来への希望を込めて尖っていきたくて。バンドが魂だけになるくらい、いろんなものを削いでいきたい。もっと研ぎ澄ましていきます!」
誌面連動Q&A
- Q.
手土産を選ぶポイントは?
A.
メンバー一同「相手の好みや健康を考えたもので選ぶことが多いです。たとえば、最近イベントに行かせていただいたSUGIZOさんはグルテンフリーのものを好まれるので、みんなで調べて買いに行きました。このときはフィナンシェを選びましたね。他にも、私たちが差し入れでいただくことも多いビールをチョイスすることもあります。ブランドはなんとなくサッポロで(笑)」
プロフィール
NEMOPHILA/ねもふぃら
’19年結成の4人組ガールズバンド。メンバーはmayu(Vo.)、葉月(Gt.)、ハラグチサン(Ba.)、むらたたむ(Dr.)。
公演情報
NEMOPHILA 1st EP 五臓 -GOZO-Release Tour 2026『上弦』
インタビュー・文/沖さやこ
構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載
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— ローチケ ライブ (LIVE) (@l_tike_live) March 19, 2026
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締切:3/31(火)まで
月刊ローチケ3/15号に
🎙️インタビュー掲載🎶
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