【インタビュー】NEK!

2025/12/15(月)

バンド史上最大規模のツアーを開催。
「全会場、愛を持って全力でぶつかっていきます！」

結成してまだ2年足らずながら、今年8月にはZepp Shinjukuをワンマンでソールドさせ、乗りに乗っている要注目なガールズロックバンドがNEK!だ。それぞれがネット上で音楽を発信していたこともあり、ネットスラングを歌詞に織り交ぜながら多彩なロックを表現し、着実に進化を遂げている。

Hika(Vo./Gt.)「最初に出会った時から、どこまでもイケるぞ、という気持ちがあったのですが、それが今でも続いています」

Cocoro(Dr.)「NEK!を始める前だったら絶対にできなかったフレーズも今は当たり前のようにやっていて。他のメンバーもそうだし、NEK!という存在が今のままじゃいけない、って常に自分を引っ張ってくれてますね」

Natsu(Gt.)「ファンとの絆も生まれていきますし、その中で作り上げていくライブの楽しさも感じています」

Kanade(Ba.)「直近で言えば、Zepp Shinjukuでのワンマンを乗り越えたことでバンドのアンサンブルも成長できたかな、と」

このスピード感に押し潰されずに歩みを進められていることもいい。

Natsu「次から次へと高い壁は待ち構えてますが、プレイヤーとしても成長できるな、と鼓舞しながら頑張ってますね」

先月には多彩な新曲を収録した1stアルバム『MEME』（ミーム）も発表し、バンドとしての深みも見せつけてくれた。

Hika「タイトルは私たちの楽曲が世界中に広がってほしいという意味を込めてつけました。バッキバキのロックからバラードまで詰め込んだ作品になっています」

Cocoro「ジャンルが偏らないのは私たちの強みというか。いろんな生活に寄り添える曲が入ってますね」

NEK!の特徴のひとつと言えるのが、ギターソロやスラップベースといった、楽器陣それぞれに見せ場のあるアレンジ。新作でも十分に堪能できる内容になっている。

Hika「演奏する側が楽しんでいないとお客さんも楽しめないと思うし、それに言葉で表せない感情も音として伝えたいんです」

そして、来年2月からはバンド史上最大規模となる全国ツアーが開催される。

Kanade「ツアーはライブの反省をすぐに活かせるじゃないですか。演奏面はもちろん、バンドの雰囲気もそうですし、ライブ全体を成長させたいと思います」

Hika「NEK!として最大の目標がありまして、ガールズバンド史上最速で日本武道館を目指してるんです。そのためには一つひとつライブを納得するまで突き詰めて、みんなで成長していきたいんですよね」

このツアーをキッカケに、さらに飛躍する彼女たちの姿が見られるに違いない。

Cocoro「初めての方も、ずっと来てくださってる方も楽しめる、やっぱりNEK!っていいね、と再確認できるライブにしていきたい。全会場、愛を持って全力でぶつかっていきます！」

Kanade「初めて来てくださる方も楽しませたいですし、ツアーを組めたのも応援してくださるファンの皆さんのおかげなので、そういう感謝も伝えていきたいですね」

Natsu「NEK!の音楽って最高なんだよ、最強だぞ、ということを全国に届けたいです」

Hika「一つひとつ忘れられない素敵なライブにしていけたらいいなと思っております。このメンバーで12カ所もまわれることも嬉しいし、後悔ないツアーにしていきたいですね」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
Cocoro「私は、「ここに行ったらやっぱりこれだよね！」というものを買っていきます。個包装で、たくさん入っているやつを(笑)。珍しいものにチャレンジしてみて、手つかずで残ってしまったら寂しいので…」

Natsu「まずは自分で食べてみて美味しいと感じたものです。メンバーにお土産を買って帰る時は、好き嫌いが多いのですごく考えますね(笑)。お菓子とかは大丈夫なんですけど、魚介系が全くダメだったりするので」

Kanade「千葉県出身なので、房総の自慢の和菓子である「ピーナッツ最中」とか、「醤油ロールケーキ」とか、地元の名物をよく持っていきます。メンバーも美味しいと言ってくれて好評でした。地元愛です！」

Hika「私も地元愛で、地元の長崎県に帰るたびに、「九十九島せんぺい」を買って帰ってきます。ピーナッツが入っている六角形の煎餅です。ちなみに、せんべいじゃなく、せん“ぺ”いです！」