【インタビュー】LET ME KNOW

2024/11/15(金)

ハイスピードで進化する3人が1年を締めくくるツアーを開催

ドラムのLyo、ボーカルのMatty、ギターのKen_M、メンバー3人の頭文字から連想してLET ME KNOW。ではなくて、「他の誰ともかぶらないバンド名を」と、考え抜いたあげくに見つけた偶然の結果らしいが、「ちょっと教えて」という親しみやすい表現がよく似合う、LET YOU KNOW(あなたに教えてあげる)したくなるバンド。それがLET ME KNOW。

Ken_M「MattyがInstagramで歌っている動画を見て、いいなと思ってフォローしてDMして、そこからコミュニケーションを取るようになりました。Mattyは大阪にいて、僕とLyoは東京にいて、Mattyが路上ライブで東京に来た時に初めて会って“一緒にやろう”ということになったんです」

3人の共通点は、The 1975やオアシスなどのUKロック。Mattyの作る楽曲の魅力、3人揃ってモデル並みのルックス、ライブ映えするパフォーマンスで、今年2月の初リリースと同時にいきなりの高評価。4月リリースの「偽愛とハイボール」はすでにYoutubeにて100万再生、5月には韓国路上ライブ、8月には『SUMMER SONIC 2024』出演、夏の東名阪ツアーもソールドアウトと快進撃が続く。

Lyo「海外に行きたい夢があるので、韓国の路上ライブにたくさんの人に来ていただいて嬉しかったですね。みんな日本語で歌ってくれたり、日本語で手紙を書いてくれる人もいて、すごい感動しました。SUMMER SONICも、まだ結成して短いですし、名だたるラインアップの中で観にきてくれる人がどれだけいるんだろうと思っていたのですが、たくさん来ていただいて嬉しかったです」

Matty「ただ楽曲としては日本のフィールドで戦っている以上、歌詞がちゃんと伝わること、ストーリーとしてハッキリわかることは一番大事なんじゃないかな？と思いますね。音やメロディもそうですけど、やっぱり歌詞をちゃんと届けるのが大事だなとあらためて思います」

9月に配信された最新曲「初なfeeling」は、きらめくエレクトロポップに乗せて恋に落ちる瞬間のときめきを歌う、超キャッチーなダンスチューン。「back numberの歌詞が好き」と言うMattyのJ-POP好きな側面と、「ノスタルジック・モダン」を掲げる洋楽志向のバンドサウンドとの絶妙な配合が、LET ME KNOWの最大の魅力だ。飛躍の2024年を締めくくる、韓国のソウル公演を含む〈LET ME KNOW LIVE TOUR 2024 -Nostalgic Modern- II〉も、もうすぐ始まる。結成わずか1年で、とんでもないスピードで進化中の3人組。観るなら今だ。

Lyo「また会場が大きくなるので、そこでしかできないようなライブを意識しつつ、曲もまだまだ増えていくと思うので、セットリストもしっかり考えたいと思います。夏のツアーはけっこうロック色が激しめな側面をお届けしましたが、それとはまた違うテーマで見せられたらいいなと思っています。個人的には、皆さんの大合唱を期待してますね。Mattyの声よりでかい大合唱が聴けるのを楽しみにしてます。ぜひお越しください」

Ken_M「自分らが今やっているテーマや音楽性を、もっと色濃く出せるようなツアーにしたいなと思っています。楽しみです」

Matty「前回のツアーを経て課題もたくさん見つかったので、一つ一つ潰しつつ、今回のツアーではもうちょいかっこよく、お洒落なライブをしたいですね。艶感を出していきたいです！」