【インタビュー】己龍
2022/10/15(土)

祝・結成15周年! めでたく東京ガーデンシアターに初挑戦
“痛絶ノスタルジック”をバンドコンセプトに、ド派手な和装ヴィジュアルと、メタルサウンドを基盤にしたこだわりの楽曲、独自のパフォーマンスで“和製ホラー”を表現してきた己龍。2007年にバンドを結成して以降、これまで47都道府県巡業(=ツアー)を3回、日本武道館公演を単独で3回成功させるという大偉業を成し遂げてきた彼らは、今年結成15周年を迎える。
一色日和「気づいたら15年。結成当初はメンバー間がぎくしゃくしがちだったので、あまり長く続かない感じもあったと思うんですけど」
酒井参輝「でもやり始めたとき、全員“これが最後”と決めてやりだしたので、辞めたとしても他にやりたいことがない。ここ以上に熱を注げる場所がなかった結果が15周年じゃないですかね」
その間、あえて流行にのらず、自分たちのスタイルを貫いていった結果、いまや低迷ぎみの現ヴィジュアル系シーンを牽引していくべきバンドとして、彼らは大きな役割を果たしている。
一色「流行りにはのらず、他がやらないことをオリジナリティーを持ってやっていこうというのが最初からあって。だから、己龍のコンセプトはいわば隙間産業なんですよ(笑)。結成当時、シーンにおいて“和”は主流ではなかったですから」
遠海准司「それを続けた結果、己龍といえば着物というところは残せたかなと思います。ヴィジュアル系シーンって、売れたらメイクが薄くなると思うんですが、僕らの場合はそこも逆。どこまでいっても濃いメイクと着物で頑張っていこうと決めています。このシーンを低迷させないためにも」
記念すべき15周年は、己龍のバンドロゴをモチーフにした豪華でめでたい、家紋付袴姿でステージに挑むという彼ら。10月からは『拾五周年』と題し、全国10カ所を巡る単独巡業も始まる。
一色「衣装のコンセプトがめでたい感じなので、ライヴもある意味バカでいいんです。ライヴ=非日常の空間。みんなでバカ騒ぎできるものにしたいですね。お客さんはいい子ちゃんじゃなくていい。そういう巡業になるんじゃないかな」
遠海「リリースなしで巡業をやるのは初。セットリストはいろんな曲が聴ける15周年の集大成的な感じにプラス、僕らはお祭りみたいな曲がいろいろあるので、そこからめでたい曲を」
また、この巡業中に黒崎、一色それぞれの生誕祭が開催されるところもめでたいところといえる。
一色「こちらは曲、やりたいこと、すべて本人プロデュースでやっていく公演となります」
そうして、この巡業のファイナルとして彼らは12月15日、日本武道館のネクストステージとして己龍初のキャパシティーとなる東京ガーデンシアター公演に挑む。諦めなければ夢は叶うことを過去の武道館公演で3度も実現してきた彼らが、この15周年公演さらに大きな夢に挑戦する。
黒崎眞弥「かなり大々的に宣伝をしていることなので、この15周年公演は大きな意味合いがあるものになるんじゃないかと思います」
当日は壮大な舞台セット、演出も期待大。
遠海「それはまだ秘密。だからお越しください」
実際に袴の衣装を着て動く4人と、そのステージと観客が扇子やヘドバンなどで一体となって繰り出すライヴ空間は衝撃的で、目の前には彼らのライヴでしか味わえない華やかな異世界が広がる。
黒崎「実際に会場に足を運んでそれを目の当たりにして、体全体で感じてもらえたらなと思います。この己龍というバンドを」
プロフィール
キリュウ“痛絶ノスタルジック”をバンドコンセプトに活動するヴィジュアル系ロックバンド。
公演情報
- 10/19(水)18:00 東京・新宿BLAZE
- 10/22(土)18:00 千葉・柏PALOOZA
- 10/23(日)18:00 神奈川・新横浜 NEW SIDE BEACH!!
- 10/31(月)18:00 愛知・ダイアモンドホール
- 11/1(火)18:00 愛知・ダイアモンドホール
- 11/5(土)18:00 滋賀U★STONE
- 11/8(火)18:00 大阪BIGCAT
- 11/9(水)18:00 大阪BIGCAT
- 11/16(水)18:00 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
- 11/20(日)17:30 香川・高松festhalle
- 11/23(水・祝)17:30 広島クラブクアトロ
- 11/26(土)18:00 福岡DRUM LOGOS
- 11/27(日)17:30 福岡DRUM LOGOS
- 12/3(土)18:00 宮城・仙台darwin
- 12/15(木)18:30 東京ガーデンシアター
インタビュー・文/東條祥恵
構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載