【インタビュー】JUNNA

 

JUNNA

10代最後のツアー、JUNNAが見せる挑戦と誓い

 

心を揺さぶられる歌声だと、JUNNAのライブを見るたびに思う。TVアニメ「マクロスΔ」の劇中に登場するユニット“ワルキューレ”のメンバーとして16才でデビューし、2017年6月にはソロ活動をスタート。すでに3度のツアーを経験している彼女が、『JUNNA ROCK YOU TOUR 2020 ~19才の誓い~』を開催する。

「初めてのツアーのときは勢いだけで突き進んでいた感じだったんですけど、それだけではダメな部分というのが、ツアーを重ねるごとにわかってきて。前回のツアーでは、バンドメンバーとの息もどんどん合ってきて、こうしたほうがもっとみんなに楽しんでもらえるんじゃないかなって自分でもわかるようになったんです」

さらに昨年から今年にかけては、『Animelo Summer Live 2019 - STORY-』を始めとした大型フェスに多数出演、その歌声を響かせてきた。そしてその経験は確実に彼女の力になっている。

「フェスは自分のツアーと違って、自分のことを知らない方がたくさんいる中でのステージなので、短い時間のなかで、どれだけ自分を見せられるかというのを考えた1年でもありました。たとえば自分の良さを引き出せる曲なら『コノユビトマレ』だし、みんなで盛り上がれる曲なら『紅く、絶望の花。』だし、みたいに曲ごとに個性や魅力があるので、そんな風に考えながらイベント毎にセットリストを組んでいきました」

現在19才、学業とアーティスト活動を両立しながらではあるが、ステージを積み重ね、急速に成長し続けている彼女が考えたツアーのタイトルが“~19才の誓い~”だ。

「タイトルに19才は入れたいなと思っていたんですけど、パッと出てきたのがこれだったんです。10代最後というのが今回のツアーのテーマになっています。だから、いろいろなことに挑戦していけるツアーにしたいと思っていて、実はその準備もすでに始めているので、それをライブでみんなに感じてもらえるように頑張りたいです。セットリストはまだ決まっていないですが、最新シングル『イルイミ』に収録されている曲達は、まだツアーで歌っていないので絶対に歌いたいなと思っています」

さらに今回は、自身最大規模のツアーとなる。

「札幌では初めてのライブになるので、めちゃめちゃ楽しみです。リリースイベントで札幌に行ったときに来てくださった方から、絶対にライブをやってくださいと声を掛けていただいていたので、その声に応えられてすごく嬉しいです。それに今回はホール公演が2ヶ所あるんです。中野サンプラザホールには行ったことがあるんですけど、大きいな! って感じです(笑)。ホールって、ライブハウス以上に歌声が伝わる場所だと思っているんです。盛り上がってもらうことはもちろん歌をしっかりと届けられたらいいなと思います」

10代最後、とてつもないポテンシャルを秘めている彼女は、このツアーで何を見せてくれるのだろうか。

「タイトルに“~19才の誓い~”と入れたのは、20才の一歩手前でJUNNAの決意表明ができたらいいなと思ったからです。ツアーに、私の誓いを見に来てくださったら嬉しいです」

 

プロフィール

JUNNA(ジュンナ)

2016年4月放送開始のTVアニメ「マクロスΔ(デルタ)」において、銀河系最強の戦術音楽ユニット“ワルキューレ”美雲・ギンヌメールの歌を担当。

 

公演情報

 

JUNNA ROCK YOU TOUR 2020 ~19才の誓い~

 

5/2(土)17:30 北海道・PENNY LANE 24

5/4(月・祝)17:00 宮城・仙台Rensa

5/9(土)18:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

5/16(土)16:00 福岡DRUM LOGOS

5/17(日)18:00 大阪・なんばHatch

5/23(土)17:30 東京・マイナビBLITZ赤坂

5/31(日)18:00 東京・中野サンプラザホール

 

 

インタビュー・文/塚越淳一

構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載

 

 

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