【インタビュー】五郎丸歩(Iwata Seaside Dream Fes 2025)

2025/6/15(日)

五郎丸歩(Iwata Seaside Dream Fes 2025)

音楽とスポーツが一つになる新しいフェスが磐田で初開催!

2025年11月8、9日、EXILE THE SECONDやPKCZ®などの人気アーティストが多数出演する『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』(以下、本イベント)が、静岡県磐田市で初開催される。同市出身のEXILE AKIRA氏とともに、元ラグビー日本代表として活躍した五郎丸歩氏が主催代表を務める。ラグビー界のスターが、なぜ野外フェスを主催することになったのか。

「私はヤマハ発動機が拠点を置く磐田市でプロ選手として始動し、現役引退後もジャパンラグビーリーグワン『静岡ブルーレヴズ』のCROとして関わるなど、18年近くを磐田市で過ごしています。もともと近隣にヤマハや河合楽器などの楽器メーカーも多く、音楽とスポーツが盛んな地域なので、それらをうまく連動させ地域の魅力を広く発信したいと思っていました。また、近年はラグビーを通じて夢を叶えてくれた磐田市に恩返ししたい、地方で暮らす子どもたちに夢を与える場を作りたいと考えるようにもなり、そんなとき知人を介してEXILE AKIRAさんと知り合いました」

地域を活性化させ、子どもたちの夢を叶えたいという五郎丸歩氏の思いにEXILE AKIRA氏はすぐに共鳴した。「昨年5月、ヤマハスタジアムでのジャパンラグビーリーグワン最終戦に、EXILE AKIRA氏、EXILE TETSUYA氏、GENERATIONSの小森隼氏が来場しパフォーマンスを披露したことが大きな転機だった」と振り返る。

「観客が歓喜する姿を見て、エンタメとスポーツを融合させたイベントの可能性を確信し、開催に向け突き進むことを決意しました」

本イベントは、単なる野外音楽フェスではない。関連プログラム「DREAM Earth Next 2025」は、英BBC「100 WOMAN」のひとりに選出された国際的環境活動家の平田仁子氏や、元アトランタ五輪競泳日本代表の井本直歩子氏らと、音楽やスポーツをきっかけに環境問題への理解を深める学びをすでに始めており、本イベント当日にその成果を発表する。また、小中高生のダンスチームを対象とした「Dance DREAM Challenge 2025」は、本イベント当日にダンスバトルをおこない、優勝チームがフェスの大舞台に立てるなど、地方都市であっても子供たちが活躍できる場所を提供するなど多くの工夫を凝らしている。

今回をきっかけに、愛されるイベントへと成長させ毎年開催するのが目標のひとつだという。夢は膨らむばかりだが、前例がないがゆえに苦労も多かったようだ。

「会場となる浜松シーサイドゴルフクラブは、目の前に海が広がり開放感と潮風を感じながら音楽ライブを楽しんでいただけます。実は磐田市にヤマハスタジアム以外で大人数を屋外で収容できる場所がなく、試行錯誤する中、開催場所が決まり胸をなでおろしました。ただ、初開催ということもありゴルフ場まで公共交通機関がなかったり、グリーンを傷つけずに音楽イベントを開催するにはどうすればいいかなど課題は山積みでした。地域の皆さんや自治体などのご協力を仰ぎながら地道に解決していきました」

最後に、思いの詰まった本イベントの見どころを語ってもらった。

「緑豊かで贅沢なゴルフ場ならではの空間で、非日常を感じながら音楽を楽しむ特別な体験ができると思います。また、環境配慮の観点などから日没までの開催のため、小さなお子様連れも安心してご参加いただけます。EXILE AKIRAさんは磐田市出身でありながら、これまで磐田市内でのLIVEなどの機会がなかったため今回が初の本格凱旋ライブなので思いもひとしおでしょう。ほかの出演者の方々も、熱のこもったパフォーマンスを見せてくださると思うので大いに期待してほしいですね」

Iwata Seaside DREAM Fes 2025

プロフィール

五郎丸歩/ごろうまるあゆむ

ラグビー元日本代表。W杯での活躍で注目を集めた。ʼ21年に現役を引退。ラグビークラブにて3年間CROを務め、現在は団体の代表として活動中。

公演情報

Iwata Seaside DREAM Fes 2025

  • 11/8(土) 静岡・浜松シーサイドゴルフクラブ
  • 11/9(日) 静岡・浜松シーサイドゴルフクラブ

[出演]

EXILE THE SECOND、DOBERMAN INFINITY、PKCZ®、SWAY、LIL LEAGUE from EXILE TRIBE、KID PHENOMENON from EXILE TRIBE、THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE、WOLF HOWL HARMONY from EXILE TRIBE 他

インタビュー・文/橘川有子
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載


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