【インタビュー】井上苑子
井上苑子が“最強にハッピー”な冬ツアーを開催
17歳でメジャーデビューすると、キュートなルックスと親しみやすい楽曲でまたたく間に若い世代を中心に人気を獲得した井上苑子。今年は「デイジー・ラック」や「グッド・ドクター」などのドラマへも出演するなど、マルチに活躍。演技は楽曲制作へいい影響を与えているという。
「これまでは着地点を決めて曲作りしても、途中で混線してうまく着地できず作り直すということもありました。それが演技で別の誰かになる経験をしてからは、歌の主人公を俯瞰で見れるようになり、歌詞をすんなり書けるようになってきました」
様々な人との出会いや経験に加え、昨年12月に20歳の誕生日を迎えたことも大きかったようだ。
「目立ちたがり屋の一方で、安易に人に合わせてしまう弱さがあって、自分の意見をスタッフさんにうまく伝えられないときもありました。でも誕生日を前に、表現者としてダメだと思い『年明けに変わろう』と誓って(笑)。それで、年初に今後やってみたい楽曲やライブについて企画書を作り、プレゼンしたんです。それを見たスタッフさんが『いいね』と言ってくれて。やりたいことがますます膨らむようになりました」
今春の「Inoue Sonoko Spring Rock!!Tour 2018~エレキで駆け抜けるで!!」では、セットリストや衣装、ステージセットなど随所で自身の意見を具現化。
「私史上、最も一体感を味わえるツアーになりました」と眩しい笑顔をのぞかせた。
この冬は21歳の誕生日となる、12月11日(火)のZepp DiverCity(TOKYO)を皮切りに「Inoue Sonoko Winter Tour 2018-19(仮)」の開催が決定。その構想も既に頭に浮かんでいるそうだ。
「20歳の誕生日に『ピアノを弾けるようになる』とファンの皆さんに宣言したので、実現させたいです。ピアノを用いた作曲にも挑戦して、ライブで聴いてもらえたらいいなとも思っていて。冬らしくしっとりした雰囲気を出しつつ、やっぱり私のライブはみんなで歌って笑って『最強に楽しんじゃおう』がモットー。年齢層も幅広く1人で来る人も多いので、尻込みせずに近所の映画館に行くような気軽さで来て欲しいです。最高にハッピーな時間を楽しみましょう!」
プロフィール
イノウエソノコ
神戸出身。1stシングル「だいすき。」は動画配信サイトで1,700万再生を超える。歌手だけでなく、映画・ドラマ・CMなどマルチに活躍。
公演情報
12/11(火)19:00 Zepp DiverCity(TOKYO)
12/15(土)17:00 香川・高松オリーブホール
12/16(日)17:00 岡山YEBISU YA PRO
12/23(日・祝)17:00 北海道・札幌cube garden
'19/1/12(土)17:00 広島セカンド・クラッチ
1/14(月・祝)17:00 大阪・なんばHatch
1/19(土)17:00 新潟 CLUB RIVERST
1/20(日)17:00 愛知・ダイアモンドホール
1/26(土)17:00 熊本B.9 V2
1/27(日)17:00 福岡DRUM Be-1
2/2(土)17:00 宮城・仙台Rensa
インタビュー・文/橘川有子
構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載