【インタビュー】I Don't Like Mondays.

2025/4/15(火)

“遊び”の感覚を持って、Zeppツアー「TOXIC TOUR 2025」で思いっきり楽しみましょう！

4人組バンドI Don't Like Mondays.がデビュー以来初となるZeppツアー「TOXIC TOUR 2025」を10月に開催。全国5大都市を巡るこのツアーは、バンドにとって新たなステージへの挑戦だ。

「昨年リリースしたEP『FOCUS』は、自分たちにとってすごく思い入れの強い作品になりました」そう振り返るのはYU(Vo)。その『FOCUS』を引っさげ昨年開催された国内外でのツアーは「デビュー10周年」の節目だったこともあり、バンドとしての現在地を改めて確認する機会にもなったという。「今後どんな作品を作るべきか、次の10年をどう進んでいくのかを考えさせられる1年でしたね」

「前作『RUNWAY』から続く流れの中で、『FOCUS』はある意味、ひとつの完結編だったのかなと思っています」そう総括するのはKENJI(Ba)。「11年目に入った今年はただやりたいことをやるだけでなく、長期的にバンドの在り方を考えていくフェーズに入っていると感じています」

一方、EPという形にしたことで、作品の一貫性をより意識したと話すのはSHUKI(Dr)だ。「アルバムだと多様な楽曲を詰め込むことが多かったのですが、今回ミニアルバムだったこともあり『どの曲を切り取っても“FOCUSらしい”』と言えるような統一感を大事にしました」

The 1975など彼らのルーツに立ち返り、ギターサウンドへのこだわりをこれまで以上に感じさせたのも『FOCUS』の特徴である。「今回はギターをしっかり前に出して、バンドとしての“鳴り”を意識しました。次は新しい音にも挑戦したいですね」とCHOJI(Gt)も意欲をみせた。

そんな彼らが次なるステップとして挑むのが今回のZeppツアーだ。全国5都市を巡る今回のツアーについて、YUは歌い方を根本から変える取り組みを続けている。
「最初はすごく苦労しましたが、ツアーを通じてようやく安定してきたという手応えがあります。Zeppツアーでは、今の自分の想像を超えるクオリティに持っていけるのではないかという期待がありますね。表現の幅が広がったので過去の楽曲も新しい感覚で歌えるのが楽しみです」

Zeppならではのヴァイブスに期待するのはSHUKI。「Zeppはホールとは違って、ライブハウス感を味わえる最大規模の会場だと思っています。ライブハウス特有の一体感を、より大きなスケールで作れるのが魅力です」

そんなZeppツアーで披露される新曲「jealous」は、バンドにとって新たな挑戦であり、進化の象徴ともいえる楽曲。

「バンド結成当初から『踊れるサウンド』をテーマに掲げてきたので、今回もとにかくダンサブルに仕上げました。Zeppツアーでは、この曲を通じて、会場全体がパーティーのような空間になればいいなと思っています」そう話すYUに、CHOJIも同意する。
「歌詞も曲もアレンジも、『これぞI Don't Like Mondays.の王道！』という仕上がりになっています。ギターのフレーズも印象的で、どのパートも口ずさめるようなキャッチーさがある。踊れるけど、ただのディスコっぽい曲ではなく、しっかり自分たちらしいサウンドになっています。自信作ですね」

最後に、YUがZeppツアー「TOXIC TOUR 2025」に向けてファンへのメッセージを送る。

「ぜひ、非日常を味わいに来てほしいですね。他のバンドやアーティストではなかなか体験できないような、僕らならではのライブ空間を楽しんでもらいたいです。僕たち自身も、そういう特別な時間を一緒に作りたいし、ファンのみんなにもその体験を提供できたらと思っています。ちょっとした“遊び”の感覚を持って、一緒にZeppで思いっきり楽しみましょう！」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
KENJI「自分では買わないけど「そういえばこれほしかったんだよ」みたいなものを選びます」

SHUKI「僕も同じで、それプラス日持ちするもの」

CHOJI「自分では買わないもので最近、お風呂に入れる日本酒を立派な店構えのお店で買いました」

YU「自分は逆かな。自分でお金を出してもほしいものをチョイスします」