【インタビュー】Goodbye holiday

 

Goodbye holiday

新作を引っさげて挑むワンマンツアー!

 

4人組ロックバンド、Goodbye holidayが、メジャー2ndミニアルバム『ドッペルゲンガー』をリリース。新作はボーカル&ギターを務める児玉一真の内面をこれまで以上にストレートに歌った、リアルさが伝わる作品だ。

「今回、もう1回ちゃんと自分自身と向き合って、自分の内面をしっかり出すのをコンセプトに楽曲を作っていきました。弱い自分も隠さずに出した方が、聴いてくれる人に歌が伝わるんじゃないかと思ったんです。なので、1曲1曲が自分の分身って感じがしますね」

譲れない自分の気持ちをラウドなサウンドで吐き出す「No discount」。青春の思い出を胸に前に進んでいく思いを爽やかに届ける「きらり」。孤独さから抜け出し未来を目指す思いが詰まった「Writing Life」など、新作には人の背中を押すメッセージがたっぷりと込められている。

「ほんとに生々しい、人間味のあるアルバムになったと思います。聴いてくれる人が共感してくれたら嬉しいし、僕としてはもっと自分を表現していいんだと思えましたし、次につながる1枚になりました」

そんなGoodbye holidayが、バンドの新たな指針となる新作を引っさげて4月28日(土)からワンマンツアーを開催する。

「『ドッペルゲンガー』が自分の内面を表せた作品なので、新作を軸にしつつ昔の曲を組み込みながらやりたいと思っています。より人間味のある、バンドとしてストーリーが見えるようなライブになるんじゃないかな。セットリストも変えつつ、その日しか聴けないライブをしたいです」

気持ちの距離感が近いライブを心がけステージに立つ彼ら。今回のツアーでは、さらにその思いが深まったライブを見ることができそうだ。

「ツアーでは、来てくれる人に感謝の気持ちと元気を与えたいと思ってます。だからこそ自分を飾らずに、ありのままの姿を見せて、一緒に頑張っていこうって、そういうメッセージ性のあるツアーにしたいです。来てくれる人ひとりひとりとしっかり向き合えるライブをしたいと思ってますので、ぜひ一緒に音楽を楽しんで、前向きに明日を生きていけるように、いい時間を作りましょう」

 

プロフィール

グッバイホリデー

'08年、広島で結成された児玉一真(Vo・Gt)、福山匠(Ba)、山崎晃平(Dr)、大森皓(Gt)の4人組ロックバンド。

 

公演情報

 

ドッペルゲンガー ワンマンTOUR~命の遠征記~

 

4月28日(土)18:00 愛知・スペードボックス

4月29日(日・祝)18:00 大阪・梅田Shangri-La

5月4日(金・祝)18:00 東京・渋谷WWW

5月13日(日)18:00 広島4.14

 

 

インタビュー・文/土屋恵介

構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載