【インタビュー】Gacharic Spin × DOLL$BOXX

2024/10/15(火)

Gacharic Spin×DOLL$BOXXの化学反応はいかに!?

Gacharic Spinのはな（Dr）、F チョッパー KOGA（B）、TOMO-ZO（G）、オレオレオナ（Key）／Unlucky Morpheus、ソロプロジェクト等で活躍しているFuki（Vo）によって2012年に結成されたDOLL$BOXX。Gacharic SpinのサポートボーカルをFukiが務めたのをきっかけに始動したこのバンドが、Gacharic Spinと共に年末から年始にかけてZeppツアーをおこなう。

F チョッパー KOGA「Gacharic Spinが10月に15周年を迎えるのもあってDOLL$BOXXをやりたいという話が出たんです。Fukiちゃんに声をかけたらスケジュールもOKということだったので、2マンツアーが実現しました」

Fuki「DOLL$BOXXはパーマネントなバンドでありつつも、動いていない時期もあるんです。お互いに“やろうね”というタイミングで活動するので、不思議なバンドですね」

2018年4月15日には昼公演がDOLL$BOXX、夜公演がGacharic Spinという2本立てがTOKYO DOME CITY HALLでおこなわれたが、このライブは運命の出会いの場となっていた。

アンジェリーナ1/3＝以下アンジー「あの時の夜は私が初めて観たガチャピン（Gacharic Spinの略称）のライブでした。加入前なんです。ドル箱（DOLL$BOXXの略称）のメンバーは近い存在ですけど、伝説のポケモンみたいな感じ(笑)。私はガチャピンのメンバーとしてドル箱に負けないライブをしたいと思っています」

DOLL$BOXXのライブは約6年ぶり。彼女たちも楽しみで仕方がない様子だった。

Fuki「お互いにスキルとステージングもアップしているので、過去の曲がどうなるのかを楽しみにしていただきたいです」

F チョッパー KOGA「昔はFukiちゃんの声を活かす曲作りを手探りして、各々の活動との差別化を意識的にしているところもあったんですけど、今は自然体でいられそうです」

アンジー「ドル箱はFukiさんの第一声、メンバーの楽器の最初の音で一気に場を支配する力があるんですよね。5年間ガチャピンのメンバーとして活動してきた私にとって、燃えるような体験になりそうです」

今回のツアーでやってみたいことについても活き活きと語ってくれた。

F チョッパー KOGA「各々のバンドが約1時間のステージで、1、2曲とかはFukiちゃんとガチャピンの6人で一緒にやることになりそうです。出る順番が日替わりなのも面白いかも。Fukiちゃんがガチャピンのサポートをした時に歌った「Lock On!!」や「ブラックサバイバル」は、ガチャピンの15周年アルバムではアンジーが歌っているんですよ。これをFukiちゃんとアンジーが歌うのは、個人的にも観たいです」

Fuki「ライブの具体的な内容がまだ何も決まっていないのがバレてしまいますね(笑)。私がガチャピンのサポートをした時に歌った曲のアンジーとの共演は、ファンのみなさんも期待しているのかも。「L.I.B」とか、最近のガチャピンがライブでやっていない曲もできたら面白いかもしれないですよ。あと、ドル箱のステージにアンジーが加わるのとか私も観たいです」

アンジー「Fukiさんはライブで歌ったことがあるけど、私はまだ1回も歌ったことがないガチャピンの曲は結構あるんです。ドル箱の演奏をバックに私が歌ったり、ガチャピンにFukiさんが加わったり、いろんな想像ができますね。何が起こるのかわからないです」

DOLL$BOXXの5人中4人はGacharic Spinだが、両バンドのサウンドの表情は大きく異なる。

凄腕のメンバーたちによる多彩な化学反応を堪能できるツアーをお見逃しなく。