【インタビュー】西川貴教(FEST.INAZUMA 2026)

2026/8/15(土)

西川貴教(FEST.INAZUMA 2026)

新生『FEST.INAZUMA』始動!3名義で出演決定

2009年、西川貴教は自身の故郷・滋賀県で初となる大型野外フェス『イナズマロックフェス』をスタートさせた。それは、“滋賀ふるさと観光大使”に任命された翌年のことだった。

「当時の滋賀県知事からふるさと観光大使の委嘱状をいただいたとき、自分の手の中にあるものでみなさんに提供できることってなんだろうと考えたんですよ。結果、それが音楽フェスだった。とはいえ、当時の自分はフェスに出演したこともなかったから(笑)、自ら主催と運営、さらに出演までするっていうのはとにかく大変でしたね。来ていただいたみなさんが喜んでくださって、『楽しかったよ』って言葉をくださることは本当に嬉しいこと。でもね、続けていくのは本当に大変でした(笑)」

地域活性化や琵琶湖の水質保全というテーマを掲げ、地元企業とも密接な関係を深めながら回を重ねる中、いつしか初秋の風物詩として認知されるようになっていく。そして、スタートから18年目となる今年、『イナズマロックフェス』は『FEST.INAZUMA』として大きな進化を遂げることとなった。

「そもそも『イナズマロックフェス』はジャンルもカテゴリーも違う、幅広いアーティストに出ていただくフェスとして始めたんですよ。お笑い芸人さんやご当地キャラクターに出てもらったりもしてましたし。滋賀という土地にいろいろな方々に集まっていただき、人の流れを逆流させる。そういったカウンターカルチャー的な意味合いで“ロック”という言葉を掲げていたんですよね。ただ、時代が流れる中で、『ロックなのにダンスボーカルグループが出るんだ』『アイドルが出るんだ』みたいな声が聞こえるようにもなってきて。そういう心無い言葉って、出てくださるアーティストさんに対しても失礼な話ですからね。そこで今回、フェスの名前を変えるという大きな決断をしたわけです」

改名後初となる今年は9月19日、20日、21日の3日間の開催。“イナズマ”のアイデンティティそのままに、バンドやアイドル、ダンスボーカルグループ、K-POP勢など幅広いアーティストがラインナップされている。もちろん新たな試みも用意され、フェスとしての楽しさが格段に向上しているようだ。

「今回から有料エリアに雷神ステージ、風神ステージの2つを用意することになりました。それによって転換時間が短縮されるので、ひっきりなしにアーティストが登場する流れになりますね。さらに、“イナズマ”の一つの魅力と言える無料エリアの龍神ステージももちろんあります。そこでの楽しさも拡充していく予定なので、ご家族連れやフェス初参加の方の入口として、大いに楽しんでいただければなと思いますね」

自身はT.M.Revolution、西川貴教、abingdon boys schoolという3名義でそれぞれの日に出演。フェスの新たな門出を盛り上げる。

「3名義が“イナズマ”で揃うのはけっこう久しぶりですね。新たなスタートということで、主催者としての覚悟をしっかり見せておかないととなって(笑)。それぞれの日で出演者のカラーをやんわり合わせてるところもあるし、もちろん意外な組み合わせのおもしろさを感じてもらえる部分もある。目当てのアーティストはもちろん、新しい出会いも楽しんでもらえたら嬉しいですね。とにかく『FEST.INAZUMA』としてはここからがスタートになるので、今まで以上の魅力をどう提供していけるかをしっかり考え、それを定着させた上で来年以降のステップにしていこうと思っています。迷ってらっしゃる方は、ぜひ一度、遊びに来てください!」


誌面連動Q&A

  • Q.
    手土産を選ぶポイントは?

A.
「地元滋賀の米粉を使ったカステラや地元の老舗の和菓子屋さんと作った和菓子など、自社で開発した手土産があるのでそれを持っていきます」

プロフィール

西川貴教/にしかわたかのり

’96年にソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてデビュー。以後、「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」などヒット曲を連発。今年デビュー30周年を迎えた。

公演情報

FEST.INAZUMA 2026

  • 9/19(土) 11:30滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
  • 9/20(日) 11:30滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
  • 9/21(月・祝) 11:30滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場

[出演]

  • 【9/19】GENERATIONS、T.M.Revolution、トゲナシトゲアリ、MAZZEL、ももいろクローバーZ、RAISE A SUILEN、ONE N’ ONLY 他
  • 【9/20】IMP.、STARGLOW、Da-iCE、西川貴教、≠ME、Hearts2Hearts、RIIZE、WANDS 他
  • 【9/21】abingdon boys school、川崎鷹也、Chevon、-真天地開闢集団-ジグザグ、Novelbright、フレデリック、MONGOL800 他
  • ※公演日によって出演アーティストが異なります ※出演アーティストは変更になる場合あり ※出演アーティスト変更に伴うチケットの払い戻し・公演日の振替不可

インタビュー・文/もりひでゆき
構成/月刊ローチケ編集部 8月15日号より転載


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