【インタビュー】DISH//
体も心も熱くさせる伝説の一夜を再び!
注目株の若手俳優・北村匠海ら多方面で活躍するメンバーを擁し、楽器を演奏しながら踊る“ダンスロックバンド”として結成されたDISH//。近年ではメンバーが作詞作曲を手掛けるなどバンドとして目覚ましい成長を見せており、昨年はグループ史上最大規模となる富士急ハイランド・コニファーフォレストでのライブ『DISH// SUMMER AMUSEMENT'19[Junkfood Attraction]』に約1万人を動員した。
北村匠海 あの日はステージに上がった瞬間に、改めて『こんなにDISH//を好きでいてくれる人がいるんだ!』と思えたことが思い出深いです。
矢部昌暉 野外であんなに大きな会場でライブできたのは気持ちよかったですね! 最後には花火を上げたりして。バンドとしてさらにステップアップできたライブでもありました。
この2月にはケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)ら気鋭クリエイターたちとのコラボ楽曲を詰め込んだミニアルバム『CIRCLE』をリリース。
橘柊生 歌うというより早口言葉を口ずさむ感覚に近い『星をつかむ者達へ』では、聴きなれないフレーズやメロディラインに苦戦しつつ、歌い方を細部にまでこだわってレコーディングしました。
矢部 『SAUNA SONG』では実際にサウナに入っている感覚で歌えるように、椅子に座って脱力しながらレコーディングしたのが印象的でした。
泉大智 曲の構成が新鮮でカッコいい『FLASH BACK』も、個人的にはドラムのキックの入れどころ、抜きどころがセクシーなのでお気に入りです。
情感豊かな、さかいゆうの提供曲「Shape of Love」では、北村が作詞を担当した。
北村 誰かと過ごした時間や過ぎ去ってしまったあの頃に戻ることはできないし、正解を知っていれば何か違ったかもしれない。という、なんともいえない気持ちを歌にしました。自分が書く詞はいつも主人公が、なんだかやるせない感情に渦巻かれています(笑)
そんな実験的な新作のカラーを反映した春ツアー『CIRCLE』も開催予定だ。
橘 これまでの楽曲はロックサウンドが多かったのですが、今回は打ち込み系の曲が中心なのでライブの見せ方が変わって、新しい機材を使うことも増えそうです。
泉 今までよりも音楽的に魅せられる場面が増えるツアーになるんじゃないかな。
北村 “新しい”と思わせることがDISH//らしさなのかなと。その新しさの幅が今回のミニアルバムでまた広がり、さらに音楽的にカッコいいものを目指してゆくきっかけにもなりそうな予感がしています。
そして、この夏で2度目となる『DISH// SUMMER AMUSEMENT'20』も決定!
矢部 全国各地からDISH//ファンのスラッシャーが集結してくれると思います。夏の野外なので心も体もアツくなるライブにできれば。
泉 DISH//が2020年に披露できる最大限のパフォーマンスをできればと思っています!
橘 去年は残念ながら雨が降ってしまったので、今年こそは晴天の中でライブをしたいです…。
北村 やるからにはキャパシティ的にもパフォーマンス的にも、常に最高を更新していけたらなと思っています。自分自身にはプレッシャーをかけつつ、愛情をもって言葉を皆さんに届けます。
プロフィール
ディッシュ
北村匠海(Vo/G.)、矢部昌暉(cho/G.)、橘柊生(Fling Dish/RAP/DJ/Key)、泉大智(Dr)の4人で構成された演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。
公演情報
DISH// SUMMER AMUSEMENT'20
8/29(土) 山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレスト
※公演が中止・延期になる可能性がございますので詳細は各公演の公式HPをご確認ください。
インタビュー・文/古知屋ジュン
構成/月刊ローチケ編集部 4月15日号より転載