【インタビュー】CHEMISTRY

2024/9/15(日)

来てくれたみんなにDIRECTに響くライブになる！

今年1月から4月にかけて全国14カ所15公演を巡るホールツアーをおこなったCHEMISTRY。本ツアーにはデビュー23年目にして、“はじまり”を意味する『BEGINS』という冠が付いていた。

堂珍「自分がどんなメンタルで臨みたいか。ステージ上で歌うことについてどう向き合って、どう表現をしていくのか。そして、どんなチャレンジをして、自分がどう楽しんでいくのか。この先のCHEMISTRYを考える中で、改めて新鮮で新しい気持ちでいられるように努めました」

川畑「コロナ禍後の久しぶりの全国ツアーというのもあって『これから始まるぞ！』といった気持ちで挑みました。バンドの演奏も歌も一体感がすごかったですね」

ツアー中には“BLUE CHEMISTRY”をコンセプトにしたミニアルバムをリリースし、初夏には “パフィストリー”として、PUFFYとのコラボライブを開催。精力的な活動を続ける彼らの2024年第2弾となるツアーが決定した。

堂珍「PUFFYのお二人とのコラボライブも世代に刺さったと思うし、おふざけと真面目のバランスがマイペースで“らしさ”が出たのではないでしょうか(笑)。次のホールツアーでも、新しい要素を入れてお客さんを驚かせたいです」

前回のツアーで“新たな扉”を開いた彼らの次のツアータイトルは『DIRECT』となっている。

川畑「いつも応援してくださっている方々はもちろん、ライブを観たことない人や、行ったことないけど気になっている人たちへ“直接”歌を届けたいという気持ちが込められています。今年は本当にいろんなライブができているので、集大成というと大げさかもしれないけど、パワーアップしたライブになると思いますね」

福岡の北九州や大分など、ツアーで訪れたことのない都市で開催されるのも見どころの1つ。

堂珍「普段あまり行ったことがない場所での開催が多いので、そこでのオーディエンスのみんなと狂喜乱舞の世界を作っていきたいです(笑)。タイトルのごとく、みなさんに歌を直接届けにいきますし、何より直接ハートに響くように、届けるつもりです。さらに、飾らない、ありのままの今の姿をダイレクトに届けたいという気持ちを込めて歌唱したいと思いますので、ぜひお越しください。一緒に楽しみましょう！」

川畑「CHEMISTRYの曲は知ってるけどこんな楽しいライブなんだと思わせるような内容になると思います。初めてライブを観る方も、昔から応援してくれている方も、来てくれた方みんなにDIRECTに響くライブになると思います。そして、初めての場所でたくさんのお客さんに会えるのが楽しみですね。特にライブを観たことがない人に、来てもらえたら嬉しい。実際のイメージとライブでのCHEMISTRYは大分違うと思うので、新しい発見ができると思います！ぜひ足を運んでもらえたらと思います！」

2017年の活動再開以来、それぞれのソロ活動も大事にしながらも、CHEMISTRYとしての歩みも止めない彼ら。二人で集まって声を重ねるCHEMISTRYはどんな場所になってるのだろう。

川畑「CHEMISTRYから始まっているから、ソロ活動は自分磨きの場所で、自分を試す場所になってる。その自分をさらにパワーアップさせる場所がCHEMISTRYです」

堂珍「ソロ活動で得た個性をCHEMISTRYに持ち寄るわけです。二人にしか、二人でしか出せない空気感や歌がある。良い意味で、溶けあったり、ぶつかり合ったりしながらリスペクトをする場所かなと思います。時代がどんどん変わっていく中で、自分たちを見失わないように、そして、変わらずにチャレンジ精神を忘れずに発酵していきたいですね」