【インタビュー】CHEMISTRY

20周年第三章で魅せる“これぞCHEMISTRY”

現在、デビュー20周年イヤー真っ只中のCHEMISTRYが、第一章「The Way We Are 2021」（4月～5月）、第二章「CHEMI×CHEMI2021」（8月）に続いて、20thAnniversary TOURの第三章となる全国ツアー「This is CHEMISTRY」（全７公演）を10月8日からスタートさせる。

川畑要「自分たちは今何をしたいのか、何をすべきなのか、何を楽しむのか。1年以上前からコロナ禍が続く中で、自分たちもさまざまな思いをめぐらせました。そんな日々の中で、自分たちは歌を届けたいんだというとてもシンプルな思いに行きついたんです。そして、それはこれまでの思いと何も変わらないんだなって思いました。」

堂珍嘉邦「どんな世の中であれ、どんな形であれ、前に進むために自分たちは今できることをやり続けたい。コロナ禍ではありますけど、みんなも楽しんでくれて、自分たちも楽しめる場所を作りたかったんです。」

どんなに大変な日々を送っていても、ライブは気持ちのスイッチをプラスに切り替えられる場所。それは2人も同じだ。デビュー20周年イヤーに突入してから彼らは、第一章のツアーに自分たちのデビューアルバムのタイトル『The Way We Are』と名づけ、デビューから20年の歩みを印象付けた。第二章では、2人に歌ってほしい楽曲をファンから募り、それらをセットリストに反映するというFC限定ライブならではの企画を盛り込んだ。 では、2021年を締めくくる第三章、約2年ぶりの全国ツアーとなる「This is CHEMISTRY」はどんなライブになるのだろう。

堂珍「これまで何十回と歌ってきた楽曲でも、ライブではその時のバンドの演奏やアレンジの変化で、曲の捉え方や自分の気持ちが変化するから、現在進行形の歌になるんです。第一章、第二章から第三章へと続く今回のツアーは、そういうところも含めて、“今のCHEMISTRY”を十分に感じられるライブになると思います。」

川畑「もともとオーディションで選ばれた僕らは、個性も性格も声質もまったく違う。しかも２人ともメインボーカルだし（笑）。20周年を迎えてから、ある人に『CHEMISTRYみたいな男性デュオってなかなかいないんじゃない？』って言われて。自分はこれまであまり意識したことがなかったけれど、確かにそうかもしれないなって思ったんですよね。この2人から生まれる化学反応が、CHEMISTRYの最大の武器だとあらためて思いました。僕らのハーモニーが好きだと言ってくださる皆さんへの感謝の気持ちを込めて、『This is CHEMISTRY』というタイトルにふさわしい、これぞCHEMISTRY！ これがCHEMISTRYだよね！っていうステージを、自信を持って届けたい。」

堂珍「This is CHEMISTRY って、20年続けてきたからこそ名づけることができたと思います。」

デビュー20周年という大きな節目を迎え、気持ちも新たに次なるフェーズへと立ち向かっていく2人がいる。

川畑「第三章は、次のCHEMISTRYに期待できるライブにしたいです。それが前に進んでいくということだと思うんですよね。」

堂珍「反骨心とプライドを持ってステージに立ちたいです。ホップ・ステップ・ジャンプじゃないけれど、第三章のツアーは集大成であり、次への“橋渡し”になるライブになると思うので、楽しみにしていてください！」