【インタビュー】超特急
祝・全国開通! ギャップで魅せるステージを楽しもう
他に類を見ない“メインダンサーバックボーカル”グループとしてデビューし、ユニークかつハイテンションなパフォーマンスを武器に活動してきた超特急。昨年12月にはアジア最大級の音楽祭『Mnet Asian Music Awards(MAMA)』で“Favorite Dance Artist Japan”を受賞し、国内外で注目される存在へと成長を遂げている。
今年は彼らの念願といえる“全国開通”を果たすべく、初開通7都市を含むホールツアー『EUPHORIA~Breakthrough, The Six Brave Stars~』を開催。このニュースにはリーダーのリョウガをはじめ全員が「うれしい気持ちでいっぱい」と、口を揃える。
リョウガ 全国開通は昔から夢として掲げていましたので『やっとか!』という気持ちでしたね。きっと全国開通を待っていた僕らのファンでありメンバーでもある“8号車”の方々がいらっしゃると思うので、その溜まった鬱憤をライブで爆発させてあげたいです。
タクヤ 今まで遠いところをわざわざ遠征してくれていた8号車もいて、そういう方々にもこのツアーで恩返しができるのでうれしいです!
ユースケ 去年初開通した秋田は親戚が住んでいて大好きな場所なので、セットリストや衣装を自分がプロデュースさせてもらいました! 今回も初開通の場所が多いので、早く待っていてくれたみなさんのところに会いに行って8号車のみなさんと楽しみたいです。
昨年リリースしたアルバム『GOLDEN EPOCH』を中心に、最近は大人っぽいR&Bや心に染み入るようなバラードにも挑戦している彼ら。
カイ このアルバムを経てカッコいい曲もユニークな曲も増えましたけど、そのどちらにも全力で振り切ったパフォーマンスが見せられるのが僕らの強みだと思っています。
タクヤ 超特急はギャップを楽しんでもらえるグループだと思うんです。今度のツアーでもいろんな楽曲で懐の深さを見せたいですね。
メンバー全員で歌ったり、ラップする楽曲もあるが、唯一のボーカリストとして聴かせる面でリードするのが最年少のタカシ。楽曲同様にぐっと表現力の幅を広げた歌声が好評だ。
タカシ ボーカリストとしてさらにいろんなことに挑戦していきたいと思っています。今回のホールツアーではたくさんの場所でライブさせていただけるのですが、そこでまた成長することが課題だと考えています。
過去のライブではメンバー一の“イケボ”で知られるリョウガが影アナウンスを担当するなど、メンバーの得意分野を活かしたステージ作りも話題に。ダンスリーダーで近年はライブの総合演出にも参加しているユーキは、こう意気込む。
ユーキ 春にスタートするので華やかさがあるライブにしたいですし、ダンサー、ボーカルそれぞれが新しいことに挑戦して、8号車をあっと驚かすような斬新なパフォーマンスで魅了したいと思っています。今回は春から夏にかけてとても長いツアーになるけど、初開通の場所もたくさんあるので、一つひとつのステージを大切にしていけたら。今まで見られなかったようなメンバーの新たな姿を見せられるライブにしていきたいです!
そして超特急のライブといえば、メンバーでもある8号車との一体感のあるステージングが魅力。今回のツアーで超特急に“初乗車”する人に伝えたい、ライブを楽しむコツとは?
カイ ペンライトを振らないといけないとか、コールをしないといけないとは思わないで、それぞれの楽しみ方をしてくれればうれしいです。あとはシングルのカップリングまで聴いておいていただけると、より楽しんでもらえるかと思います。
ユースケ ツアーでやるかはまだわかりませんが、『超特急です!!!!!!!!』という曲なら、僕らの“踊ってみた動画”がYouTubeに上がっていて、8号車さんのコールもでっかい字幕入りで紹介されていたりします。雰囲気だけでも知っておくと、より楽しめるのではないかと!
タカシ とにかく会場に来ていただければ僕らが魅せて楽しませるので、なんやったら遊びに行くくらいの気持ちで、超特急のライブにご乗車ください!
逆に、これまでの超特急のライブを盛り上げ、今回のツアーにも全国開通を祝うべく参戦する中堅orベテラン8号車には、超特急からあるお願いがあるのだそう。
リョウガ “古参”の方々は深く超特急を知っているし、今の超特急のスタイルをともに作った存在でもあるので、“新規”である初乗車の方々に『超特急とは何か』ということを、僕らと一緒に知らしめてほしいと思っていますね。なので、若干忙しくても、予定が合わなくても、そんなの関係ねぇ。メンバーなんだからぜひ来てくれ!
プロフィール
チョウトッキュウ
'11年に結成された史上初の6人組メインダンサー&バックボーカルグループ。
公演情報
BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars ~
4/20(土)17:00 松戸・森のホール21 大ホール
4/21(日)15:00 松戸・森のホール21 大ホール
4/28(日)17:00 カルッツかわさき ホール
4/29(月・祝)15:00 カルッツかわさき ホール
5/2(木・休)18:30 大阪国際会議場 メインホール
5/3(金・祝)15:00 大阪国際会議場 メインホール
5/5(日・祝)15:00 大阪国際会議場 メインホール
5/11(土)17:00 鳥取・とりぎん文化会館
5/12(日)17:00 島根県民会館
5/17(金)18:30 福岡サンパレス
5/18(土)17:00 長崎ブリックホール
5/25(土)17:30 愛知県芸術劇場 大ホール
5/26(日)15:00 愛知県芸術劇場 大ホール
6/1(土)18:00 パシフィコ横浜 国立大ホール
6/2(日)17:00 大宮ソニックシティ 大ホール
6/8(土)17:00 広島・上野学園ホール
6/15(土)17:00 札幌文化芸術劇場 hitaru
6/16(日)15:00 札幌文化芸術劇場 hitaru
6/29(土)17:00 市川市文化会館 大ホール
6/30(日)15:00 市川市文化会館 大ホール
7/6(土)17:00 仙台サンプラザホール
7/7(日)15:00 仙台サンプラザホール
7/14(日)17:00 新潟テルサ
7/15(月・祝)17:00 石川・本多の森ホール
7/20(土)17:30 大阪国際会議場 メインホール
7/21(日)15:00 大阪国際会議場 メインホール
7/27(土)17:00 西条市総合文化会館
7/28(日)17:00 高知市文化プラザかるぽーと
8/8(木)18:30 パシフィコ横浜 国立大ホール
8/9(金)18:30 パシフィコ横浜 国立大ホール
8/12(月・休)17:00 佐賀市文化会館
8/13(火)18:30 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
8/17(土)17:00 沖縄コンベンションセンター劇場棟
インタビュー・文/古知屋ジュン
構成/月刊ローチケ編集部 2月15日号より転載