【インタビュー】Another Diary

2025/9/15(月・祝)

3ピースガールズバンドAnother Diaryが初のツアーを開催

2025年3月に始動したYUNA、COCO、GOMIによるガールズバンド、Another Diary。全く異なるルーツを持つ3人が、まるで魔法にかけられたように引き寄せられたという経緯から語ってもらった。

GOMI「音楽フェスに行くのが大好きなライブキッズだった私は、以前はラウド系のバンドでドラムを叩いていました。またガールズバンドを組みたいと思っていて、今度組むなら自分が影響を受けたSILENT SIRENさんのように、ポップでキラキラした、今まであまりバンドに興味がなかった人も好きになってもらえる存在になりたいと思ったんです。そんなとき、YUNAとCOCOに出会い私から声をかけました」

YUNA「幼少期はアクターズスクールに通い、そのあとは韓国でK-POPアイドルとしてステージに立ってきました。日本に戻っても心の中では、また歌いたい気持ちがあったので『ボーカルやらない？』と誘われたときは、バンドは未経験でしたが『やりたい！』ってすぐに返事しました」

COCO「あるお仕事でGOMIちゃんと初めて会ったときにLINEを交換したんですが、その日のうちに『バンドをやってみない？』と連絡が来てびっくりしました(笑)。経験がないから不安な気持ちもあったので、親に相談したら背中を押してくれて。私自身も『何事も挑戦する年にする』と目標を掲げていたので、やるしかないと心に決めました」

バンド名はYUNAの発案で、「この活動を通して、もう一人の自分になるという思いを込め、Anotherというワードを入れたかった」と語る。

YUNA「もう一人の自分になると同時に、この活動が日記の1ページのように皆さんの思い出に残るようなバンドになりたいという気持ちもありました。あと、私たちの目標が大型フェスの出場で、たくさんのアーティストがラインナップに並んだ時も“A”や“ア”で始まる名前にすれば、お客さんの目にとまりやすいかなって期待も込めています(笑)」

結成後わずか2カ月で、初ライブを敢行した。楽器未経験のYUNAとCOCOは、重圧もあったがそれ以上の経験をしたと振り返る。

COCO「バンドとしてステージに立つのは初めてで、始まる前は怖い気持ちがありました。ギターの練習時間も限られていたので『私にできるのかな』と不安が大きくて。でも、2人が練習中も、優しく支えてくださったので押しつぶされずに済みましたし、バンドって温かいなと感じました。ライブでは、ファンの皆さんがすごくキラキラした目で私たちを見てくださっていたのが印象的で、もっとこうした出会いを増やしたいなと思いました」

GOMI「初ライブを終えた後、2人が『すごい楽しかった』と言ったのを聞いて、声をかけて本当によかったと安堵しました。私が誘ったことで、2人の人生の方向が変わってしまったかもしれないと思い、責任を感じていたんです。これからはもっと楽しいことがあるから、それを一緒に経験したいですね」

バンドの楽しさに開眼した3人が、11月から始まる初めての全国ツアーでどんな勇姿を魅せるのか、いまから期待大だ！

COCO「ツアータイトル（Enchanted）は“魔法にかけられて”という意味を込めています。私たちのパフォーマンスで皆さんを魔法にかけられるよう頑張ります。楽しい時間を過ごしましょう」

GOMI「私たちの熱量や思いを音でしっかり表現したいと思っているので、その熱い気持ちをぜひ受け取りに来てほしいです！」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
GOMI「渡すお菓子と一緒に激レアなグミを添えるということをやっています。たとえば「忍者めし 鉄の鎧」が発売された時に、夜中にコンビニを回って買いだめしておいて、お菓子に添えて渡すと、「えー！あれじゃん」みたいな感じで喜んでもらえます」

YUNA「よくデパ地下で美味しいものをたくさん買ってしまうので、その中からオススメを渡したり、自分が食べたいものを渡して感想を聞いたりします」

COCO「前もってこういう系が好きというのを聞いて手土産をもっていきます。でも、同じ人に何度か渡すとなったら、同じものではなくて、毎回変えるようにします。あとはアレルギーがあるかないかも気をつけます」