【インタビュー】AliA
ワールドツアーの日本追加公演は全国9ヶ所でのワンマン!
結成からわずか1年半ながら、ハイブリッドロックと呼ぶにふさわしい多彩な色味で織りなされたサウンドを武器に、驚異的なスピードでその名を轟かせているAliA。昨年2月に『AliVe』、9月に『realize』という2枚のミニアルバムを発表し、渋谷クラブクアトロや恵比寿LIQUIDROOMといった会場でのワンマンもソールドアウトさせる等、濃密な時間を過ごしてきた。
AYAME この1年は怒涛でした(笑)。一つひとつのツアーが濃すぎて昨年のことだとは思えないぐらいなんですけど、バンドとしてはどんどん次に進んでいく方針だから、何かを終えるとすぐに次の話をしてましたね。
EREN それこそ、SEIYAとやるべきことについて話し合ってると、さらにやるべきことが見つかるという繰り返しでしたが(笑)、凄くありがたい状況だと感じてます。
サウンドとしても進化していき、エモーショナルでドラマティックな曲だけでなく、軽快なポップチューンにも挑戦した『realize』は、彼らのポテンシャルが遺憾なく発揮された。
EREN やっぱり、もっともっとバンドとして大きくなっていきたいので、同じことをそのまま繰り返しても、という。どんどん新しいことを目指していった結果でしたね。
そんな自信作を引っさげてのツアーでバンドはさらにスケールアップ。メンバー自身もそういった手応えを感じ取っている。
RINA 曲の幅が広がってカラフルになったことで表現の幅が広がりました。やっと、自分たちの音楽が仕上がってきた実感がありますね。
BOB まだ『AliVe』のころは6人それぞれが個でライブをしていたんです。でも、『realize』のツアーではバンド全体としてまとまっていったんですよ。
EREN 場数を踏んで上手くなったのもあるし、余裕が出てきたんです。その結果、自然とやりたいことが表現できるようにもなりました。
現在はアメリカ、ヨーロッパ、東南アジアを股にかけた海外ツアーを敢行中の彼ら。だが、そこに特別な気負いはないという。
EREN ただ距離が遠いだけで日本でのツアーと同じですね。もちろん、海外で何人に来てもらえるのかわからないけど、日本でも最初は7人だったのが次はソールドできたり、その土地へ足を運んでライブを観てもらえれば、と考えてます。
そして、帰国してすぐにスタートするのが初となるワンマンツアーだ。キャパも大きくなり、勢いがそのまま投影されたものとなる。
TKT 楽しみですね。本番にもゆったりと臨めるだろうし、曲もたくさんできますから。
SEIYA 結成したときからやりたかったことがようやく実現できるというか。ステージの作りやライブの流れ、リリースツアーでのワンマンと今回のAliAとして打つツアーはまた違ったものになるだろうなと。
EREN 僕らは、演出やセットリストも含め、表現したいことがたくさんあるんです。それをより伝える為にはワンマンなんですよね。
今年は前半から海外ツアーにワンマンツアーとかなりのボリュームになっているが、ひと息つくことなく駆け出していくというのは頼もしい。
AYAME まだまだ序章ですね。決まってきてる予定もあるし、他がやってない新しいことをどんどんやっていくバンドであり続けたいなと思っています。
プロフィール
アリア
'18年7月結成。AYAME(Vo)、TKT(Key)、SEIYA(Ba)、RINA(Vn)、BOB(Dr)、EREN(Gt)から成る6人組ロックバンド。
公演情報
AliAliVe2020 Around the World-Re:AliVe-
3/28(土)18:00 仙台CLUB JUNK BOX
3/29(日)18:00 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
4/11(土)18:00 愛知・THE BOTTOM LINE
4/12(日)18:00 広島セカンド・クラッチ
4/18(土)18:00 高松DIME
4/19(日)18:00 福岡DRUM LOGOS
4/24(金)19:00 札幌PENNY LANE24
5/3(日・祝)18:00 大阪・BIG CAT
5/5(火・祝)18:00 東京・マイナビBLITZ赤坂
インタビュー・文/ヤコウリュウジ
構成/月刊ローチケ編集部 2月15日号より転載