【インタビュー】虹のコンキスタドール
2022/2/15(火)
グループの明るい未来を感じさせる日本武道館公演に
14人組アイドルグループ・虹のコンキスタドール。4月にグループから卒業するリーダーの的場華鈴と、昨年4月に加入した桐乃みゆはグループをこう表現する。
的場華鈴「『かわいいや好きを追い求めるインドア系・正統派アイドルグループ』がテーマなように、王道アイドルとは少し違って、メンバー全員がオタクなんですが、ライブになるとキラキラアイドルになるギャップも魅力だと思います」
桐乃みゆ「加入する前はキラキラしていて『これぞアイドル!』っていうイメージがありましたが、舞台裏だとメンバーがそれぞれオタ活だったり、趣味の話を小さな声でしてて(笑)。だからこそ、ゾンビがテーマになった変わった曲が歌えたり、イラストレーターや声優だったり、色んな幅広い活動が出来るんだと思います」
1月19日には新曲3曲とライブ映像がセットになった「Winter Love, Like Summer! ~RAINBOW JAM2021-SUMMER SHOWER- ~」をリリース。リード曲の「ナミダ、あわ雪」は「冬スポWINTER SPORTS FESTA」のCMソングにも起用された。
的場華鈴「冬ソングはハッピーな曲が多かったんですが、今回はばっちり失恋しています(笑)。失恋が歌えるぐらい成長したのかなって思うし、『さようならよりもありがとうかな』って歌詞はすごく大人っぽくて、私もいつか使ってみたい言葉です(笑)」
桐乃みゆ「90年代っぽく、懐かしいような曲調なので、広い世代の人が楽しめる曲になったと思います。歌っているときの表情にも感情が出せるよう頑張ったので、MVも楽しんでください」
「終末でーと部!」はスピード感が印象的な虹コンらしい一曲。
桐乃みゆ「曲調は明るいんですが、『終末』という言葉があるように、不穏な音が入ってたり、少し怖さも感じる内容です(笑)」
「BE MYSELF」はディスコティックな曲調と、前向きでエモーショナルな歌詞が記憶に残る。
的場華鈴「『10年後の虹コン』がイメージされた、アイドル卒業後の気持ちを歌った曲です。卒業を決めた私にとっては、すごく刺さる曲になったし、“幸せだったな”って振り返られるように、悔いのない活動をしたいって改めて思う曲になりました」
そして4月16日、17日の二日間にわたり、『Over the RAINBOW ~なんたってアイドルなんですっ!!~ in 日本武道館』を開催する。
的場華鈴「いざ決まったら驚きすぎてリアクションが取れませんでした(笑)。でも発表したときに、ファンの方が喜んでくれたり、Twitterトレンドに入ったことで、改めて実感しました。お客さんに包みこまれる武道館を、私達も体験できるかと思うと本当に嬉しいし、とにかく虹コンらしいライブを形にしたい。卒業する私や根本凪にとっても、日本武道館に立ったことが思い出に出来るような、そして虹コンの将来に繋がるようなライブに出来ると嬉しいです」
桐乃みゆ「虹コンのワンマン史上、一番大きな会場なんですが、一番遠くの席でもお客さん全員に楽しんでいただけるようなライブがしたいです。観終わったら“虹コン最高!”って思っていただけるポジティブな、虹コンの未来をより明るく感じて貰える、そして、華鈴先輩やねも先輩にも心配させないようなライブにしたいです。目に焼き付けて下さい!」
プロフィール
ニジノコンキスタドール
インドア系・正統派アイドルグループ。通称“虹コン”。自称アイドル界イチ夏曲の多さを誇る。
公演情報
虹のコンキスタドール ワンマンLIVE『Over the RAINBOW~なんたってアイドルなんですっ!!~in 日本武道館』
- 4/16(土) 18:00 東京・日本武道館
- 4/17(日) 16:00 東京・日本武道館
インタビュー・文/高木"JET"晋一郎
構成/月刊ローチケ編集部 2月15日号より転載