「わたしはここにいる
たとえあなたがわたしをきろうとしても」
1本の大きな木と、虫、動物、人間たち。生きるものの声。
語りや会話、踊り、そして音楽とのコラボレーションで浮かび上がる共生の物語
1本の大きな木。ある女の子が生まれた時に植えられた木。
女の子と共に木も成長し、やがて彼女が年老いて亡くなっても木は次の代、そのまた次の代でも生き続ける。
人間とは別の時間を生きていく木。
木はずっと同じ場所で動くことなく、人間をその土地の歴史を、見続ける。
道を作るために木を切り倒そうとする者が現れる、戦争を始める者も現れる、自らが作った物で自ら滅びる人間たち。そしてまた再生…
そこに生きる人々の声、生活、人生。木の周りに集まってくる虫や鳥や動物たちの声、生命。
悠久の時を生きる木から見た世界。
脚本/演出
ペヤンヌマキ
音楽監督/作編曲
林正樹
出演
南果歩、金子清文、古澤裕介、我妻恵美子(舞踏)
林正樹(ピアノ)、藤本一馬(ギター)、須川崇志(コントラバス/チェロ)
曲目
林正樹:木のこと The TREE(世界初演)
イングランド民謡:グリーンスリーヴス
林正樹:Spirit of the Forest
ドビュッシー:月の光
ルナール:さくらんぼの実る頃
他
日程・会場
公演日 |
7/12(金)・7/13(土) |
会場 |
東京・東京文化会館 小ホール |